2011/05/27(金)08:27
松竹映画「忘れえぬ慕情」を見たい!
長崎市及びその周辺は歴史的な出来事、風景、独特の風土などから
映画やテレビドラマの舞台になるケースが多く、必然的にロケが多
いところである。
最近ではNHK大河の「龍馬伝」は全国的な話題にもなり、また緒方
明監督の「いつか読書する日」は、劇中に長崎という地名は全く登場
しないが、長崎の特徴的な地形を実に巧く活用した名作である。
そんな長崎市で最も大掛かりでスケールの大きなロケは1956年に行わ
れた「忘れえぬ慕情」であろう。
この作品は日仏合作の松竹映画。今でこそ海外との合作映画は珍しく
ないが、1956年当時に、当時の人気スター、ジャン・マレー、ダニエル
・ダリュー、そして日本側からはこれまた人気絶頂の岸恵子というキ
ャスティングは大変なものである。
この映画のロケの記憶は多くの市民に残され、ある年代に方々には強
烈な印象になって残っている。
この「忘れえぬ慕情」を上映しようという動きが出て、検討が開始さ
れている。是非、実現させたいのである。
この動きについても随時、このブログでフォローしていきたい。