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カテゴリ:BS映画
「運動靴と赤い金魚」の監督だったんですね、道理でラストシーンが似ているはず。
こういう終わり方って、何だかいいです。 素朴でシンプルだけれど(有名俳優も出なければ、立派なセットもないから、勿論お金はかかっていません)、登場人物のそれぞれの思い~これも難しかったり、複雑だったりする感情ではなく極めて根源的な感情~が充分に伝わってくる、そんな映画。 私はこういう映画、いいなぁと思います。 ハリウッド映画好きな人には退屈と感じるかもしれませんが。 それにしても、平和で恵まれた日本に住んでこういう映画を観ると、世界には苛酷な生活を強いられている人、特に子供達がいるんだなぁと知って、重苦しい気分になります。 自分の国を追われ、他国で肩身の狭い思いをし、しかも生活は貧しく厳しい。 自分の娘と同じ年頃の少女が学校にも通えず、冷たい水の中に入って重い石を運ぶという姿に涙が出そうになりました。 世界の現実に目を向けるという意味でも、こういう映画の観賞は必要なことかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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