Cold Mountain (コールド・マウンテン)
なげぇ~~~~~~~~~~~~~~~映画!南北戦争末期のアメリカ。南軍の兵士になったインマンは恋人のエイダをおいて戦場に向かうが負傷してしまう。インマンはエイダに会いたいため、野戦病院を脱走して彼女の待つコールド・マウンテンに向かう・・・・・。戦争で恋人同士が引き離され、また再開するというストーリーで、前に見た「a Very Long Engagement」に似ています。が・・・・・この映画は全然つまんなかったです。(きっぱり)監督が欲張りすぎてますね。いろんなエピソードをてんこ盛りにしているのでストーリーが散漫な印象を受けます。脱走兵インマンを演じるのはジュード・ロウ。彼を待つ恋人エイダをニコール・キッドマンが演じていて、2人のエピソードが交互に語られます。そのため見てるほうはどっちのキャラクターにも感情移入しづらく、ストーリーを傍観している状態になります。次から次へとスターが登場します。ジュード・ロウは脱走の途中でフィリップ・セイモア・ホフマン(メチャメチャいい役者)やナタリー・ポートマンに出会い、ニコール・キッドマンはレニー・ゼルウィガーに出会います。だからストーリーよりスターの演技とか役柄が気になっちゃって集中しづらいです。too much stories, too much celebritiesのためメイン・テーマがボケボケになっています。きれいな雪山でインマンとエイダが再開します。感動のシーンです。でも感動できませんでした。再開するまでにいろいろなエピソードありすぎてお腹いっぱいになりました。「おそいな。おまえらやっと会えたか。」という印象でした。あの・・・言っときますけど、僕この手の映画にメチャメチャ弱いんですよ。すぐ泣いちゃうんです。(笑)「a Very Long Engagement」だっていっぱい泣きました。感動したいんです。泣きたいんです。(笑)だから残念でした。。。(T_T)この映画、インマンを中心に彼がいろいろな危機を乗り越えてエイダに会いにいくというストーリーにして2時間にまとめる。そしてスターはジュード・ロウとニコール・キッドマンだけで後は無名のいい俳優を起用すれば良くなったと思います。ニコール・キッドマンはホントきれいです。彼女は人間ですか?彼女が映画の中で美しかったのでこの映画オーケーにします。(どっちやねん?!)フィリップ・セイモア・ホフマンが出ています。彼はいつも脇役ばかりしてますが、とてもうまい役者です。今回も良かったです。演技と言えばレニー・ゼルウィガー。彼女はこの映画で去年オスカーを取りましたがとても良かったです。納得の演技でした。ナタリー・ポートマンもきれいでしたね。彼女が出てるなんて知らなかったのでビックリ。うれしい驚きです。スターが多すぎると文句を言っておきながらテキトーにエンジョイしてました。(笑)ダメとは言い切れないビミューな映画でしたね。バイバイ。