シネマうさぎ

2006/11/04(土)11:41

Dark Water (ダーク・ウォーター)

アメリカ映画(282)

鈴木光司原作の「仄暗い水の底から」をハリウッドでリメイクした映画です。ホラー映画として紹介されていたため、怖さを期待してましたが全然怖くありませんでした。 これはホラー映画というよりは悲しい母娘のストーリーです。この映画あまりヒットしなかったし、映画評もよくありませんでした。多分映画のイメージとストーリーのギャップに問題があったんじゃないかと思います。 決して悪い映画じゃないです。でもどうしてもホラー映画として見ちゃうので何も起こらないストーリー展開に退屈してしまうのも事実です。 都会に娘と二人で生きる女性のストーリーとして見ればなかなかいい映画じゃないでしょうか。僕はフル・スクリーンのDVDで見てしまいましたが、ワイド・スクリーンの方が全然良かったような気がします。失敗しました。離婚したダリアは5歳の娘セシリアと新たな生活を始めなければならなかった。マンハッタンのアパートは高いためダリアは隣のルーズベルト・アイランドのアパートで生活することになる。 ところが借りたアパートの天井から水が漏れてくるのだった・・・・・。泥沼の離婚調停、水漏れを直してもらおうとするが管理人も不動産会社も知らん顔、と都会の人間関係に翻弄される女性のストーリーといった感じで興味深かったです。 自分もニューヨークに住んでいるのでとてもリアリティがありました。ダリアを演じるのはジェニファー・コネリーです。彼女は派手なイメージはないですがセクシーでいいですね。娘を守ろうとする母親役もうまかったです。娘セシリアを演じたアリエル・ゲイド?!はかわいくて演技もうまかったです。アメリカは日本に比べて演技のうまい子いっぱいいますね。他にティム・ロスやジョン・C・ライリーなどいい俳優が脇を固めています。監督は誰かと思ったら「モーターサイクル・ダイアリーズ」の人でした。最初に言いましたがホラー映画として見ちゃうと期待はずれになってしまいますので注意を。映画としては悪くないですよ。バイバイ

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る