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カテゴリ:フランス映画
ロベール・ブレッソン監督(「バルタザールどこへ行く」「スリ」)が1967年に作った渋い映画です。 重病で寝たきりの母とアル中で暴力をふるう父を両親に持つ14歳のムシェットはとても貧乏で学校でも相手にされなかった・・・・・。 ムシェットはとても不幸な少女です。ただ俳優は全員素人、無表情で感情を殺した演技、ムダのないカットと音楽などブレッソンのスタイルで淡々と演出されているのでメチャメチャ重たい印象はないです。 毎回素人を俳優として起用してますが主役はいつも魅力的です。ブレッソンのキャスティングはうまいですね。今回のムシェット役の子もとても存在感がありました。 ムシェットの魂の叫びが静かに伝わってきます。いい映画です。 バイバイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/10 10:52:50 AM
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