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2008/05/04
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カテゴリ:ワールドシネマ

アンドレイ・タルコフスキー監督(「僕の村は戦場だった」)が1972年に作ったSF映画はメチャメチャ良かったです。

タルコフスキー映画の中ではこれが一番好きです。(前回「」が一番と言ってましたが変更です。(笑))

SF映画としても「2001年宇宙の旅」に次いで好きな作品です。

21世紀の地球。未知の惑星ソラリスを発見した人類はソラリス近くに宇宙ステーションを作り調査をすすめていた。そして心理学者のクリス・ケルビンが宇宙ステーションに送り込まれる。ところが宇宙ステーションに到着したクリスは10年前に自殺した妻ハリに会うのだが・・・・・。

ソラリスは表面をプラズマ状の海で覆われています。そしてその海から放射されるX線は人間の潜在意識から記憶を引き出して実体化するという働きをもつ恐ろしい惑星です。

クリスが出会った死んだはずの妻ハリは当然本人ではなくクリスの意識が実体化したものです。
そして彼はまた彼女に惚れてしまうという、SF映画というよりはSFのスタイルにのっとった「過去の女性に未練のある悲しい男のストーリー」と言うことが出来ると思います。

僕はブラック・ジョークなエンディングが結構気に入ってます。

映画全体に流れているバッハのパイプ・オルガンの曲は悲しくてよかったです。

今回もカラーがメインなんですがシーンによっては白黒の映像を使っています。この監督はカラーと白黒を混ぜるのが好きですね。

ハリーを演じるのはナターリヤ・ボンダルチュクという女優で当時18歳だと知ってビックリです。とても大人っぽく見えます。彼女はセクシーで良かったです。

主人公クリス・ケルビンを演じるのは梅宮辰夫です。(笑)
ロシアの梅宮辰夫?!ドナタス・バニオニスという俳優です。この人はロシア料理を作るのがうまいでしょうか?!

この映画では首都高速道路が縦横無尽に走る東京が未来都市という設定になっています。
タルコフスキーにとっては当時の東京が未来都市のイメージだったのでしょうか。

首都高といい宇宙ステーションといい、ぶっちゃけショボイです。。。。。低予算SF映画です。

でもタルコフスキーの演出やイメージがショボさを感じさせません。むしろセットに金のかかっているハリウッドのSF映画よりも全然迫力があります。

低予算でもいい映画ができるというお手本ですね。

でももう少しお金かければもっと良かったかも。。。。。やっぱり気になってるやん?!(爆)

バイバイ






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Last updated  2008/05/06 09:44:44 AM
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