シネマうさぎ

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ワールドシネマ

2009/03/15
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カテゴリ:ワールドシネマ
自分で作った低予算映画を東京で売り込もうと地方からやってくるカップルを描いたミシェル・ゴンドリー(「僕らのミライへ逆回転」)の作品。

地底からマンホールを開けて地上に現れ東京をパニックにする謎の人間を描いたレオス・カラックスの作品。

10年間、家に引きこもっているおっさんを描いたポン・ジュノの作品。

これらフランス、韓国の監督たちによる東京を舞台にしたオムニバス映画です。

どの作品もSFファンタジーというか、シュールな展開でちょっとガッカリ。

3つのうちシュールなのは1つで残りはきちんとしたストレートなストーリーが良かったです。好みの問題かもしれませんが。。。。。

レオス・カラックスは「ポーラX」以来10年ぶりの作品ということでメチャメチャ期待しましたが。。。。。

本当に作る気あったんでしょうか?

テキトーに悪ふざけしただけのような印象を受けました。

レオス・カラックスだからありと言えばありなのかな???

どれも「東京じゃなくていいんじゃないの?」という作品ばかりでした。

東京ってことで言えば「ロスト・イン・トランスレーション」のほうが全然いいですね。

バイバイ






Last updated  2009/03/17 06:05:36 AM
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2008/12/18
カテゴリ:ワールドシネマ
アルフォンソ・キュアロン監督(「トゥモロー・ワールド」)が1991年に初めて作った長編第1作目で、なかなか面白かったです。

メキシコ・シティのコピーライター、トマスは女たらしで次から次へとナンパをしている。
ある日彼は隣人の医師マテオが勤める病院でエイズ検査を受ける。彼はそこで知り合った看護婦のシルビアをナンパして部屋に誘うが、シルビアはトマスに他の女性がいることを知る。そして怒った彼女はエイズ検査の結果をわざと陽性にしてトマスに送りつけるが・・・・・。

お色気コメディと言うか、エロ・コメディです。

セックス・シーンはムーチョ・カリエンテでした。。。。。

アディオス!







Last updated  2008/12/20 06:48:10 AM
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2008/07/02
カテゴリ:ワールドシネマ

僕の敬愛する映画監督の一人ルイス・ブニュエル。(「皆殺しの天使」)

これは1951年に彼がメキシコで作ったコマーシャル・フィルムでブニュエルにしてはメチャメチャまともな映画でした。

メキシコが舞台です。若くて美しいロサリオは古美術商を経営する金持ちのおっさんと結婚する。ロサリオは家庭が貧しかったため彼女の両親の友達と結婚したのだ。
ある日一人息子のカルロスが家出をして、フリオという男が彼を保護する。そしてフリオとロサリオは恋に落ちるのだが・・・・・。

昼メロみたいなストーリーの映画です。ブニュエルは頼まれて作っただけの映画なのでこの作品に関しては触れたくないみたいです。

ブニュエルらしからぬ?!まともな映画にもかかわらず演出はとてもうまいと思います。

ベタなんだけどラストは感動しました。

ブニュエルは天才です。。。。。

バイバイ







Last updated  2008/07/03 11:21:41 AM
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2008/06/11
カテゴリ:ワールドシネマ

ロシアのダーク・ファンタジーが原作のこの映画はとても面白かったです。

この世の中には特殊な能力を持つ人間が存在していた。彼らは「光」と「闇」に分かれて昔から戦ってきた。
モスクワに住むアントンは「光」に属しており、ある少年が「闇」のヴァンパイアに狙われているという情報を知り少年の救出に向かうのだが・・・・・。

「光」と「闇」というのはようするに「善」と「悪」のことです。

アントンは「善」ですが彼の息子は「悪」を選択します。。。。。「スター・ウォーズ」ですね。

ダース・ベイダーが「ダーク・サイド」を選ぶようなものです。

アントンが敵と戦うときに蛍光灯をぶんぶん振り回していました。完全にライト・サーベルのパクりです。

蛍光灯は抜きにして「善」と「悪」の対決というのは物語の古典的パターンとしてポピュラーで「スター・ウォーズ」もその一つに過ぎないと村上春樹さんが言ってました。

確かに「スター・ウォーズ」自体がワーグナー・オペラのストーリーにそっくりです。

この作品は3部作の第1章ということで続編もあるみたいです。(第2章はすでに上映されたっぽいです。)

でもロシア映画にしてはロシアっぽくありません。カメラ・ワークや編集がハリウッドっぽいです。ただ演出に関してはぶっ飛んでるシーンがいくつかありロシアを感じさせました。

映画のタイトルが「ナイト・ウォッチ」=「夜警」ということでレンブラントの「夜警」の絵がどっかのアパートに飾ってありました。この映画見るときチェックしてみてください。

「光」と「闇」の人間たちの対決シーンは血がダラダラ流れて結構エグいです。血だらけの戦いを繰り広げます。

アントンがコップに入った豚の血を飲むシーンは見てて吐きそうになりました。

オェ~ッ!

バイバイ







Last updated  2008/06/13 09:22:48 AM
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2008/05/04
カテゴリ:ワールドシネマ

アンドレイ・タルコフスキー監督(「僕の村は戦場だった」)が1972年に作ったSF映画はメチャメチャ良かったです。

タルコフスキー映画の中ではこれが一番好きです。(前回「」が一番と言ってましたが変更です。(笑))

SF映画としても「2001年宇宙の旅」に次いで好きな作品です。

21世紀の地球。未知の惑星ソラリスを発見した人類はソラリス近くに宇宙ステーションを作り調査をすすめていた。そして心理学者のクリス・ケルビンが宇宙ステーションに送り込まれる。ところが宇宙ステーションに到着したクリスは10年前に自殺した妻ハリに会うのだが・・・・・。

ソラリスは表面をプラズマ状の海で覆われています。そしてその海から放射されるX線は人間の潜在意識から記憶を引き出して実体化するという働きをもつ恐ろしい惑星です。

クリスが出会った死んだはずの妻ハリは当然本人ではなくクリスの意識が実体化したものです。
そして彼はまた彼女に惚れてしまうという、SF映画というよりはSFのスタイルにのっとった「過去の女性に未練のある悲しい男のストーリー」と言うことが出来ると思います。

僕はブラック・ジョークなエンディングが結構気に入ってます。

映画全体に流れているバッハのパイプ・オルガンの曲は悲しくてよかったです。

今回もカラーがメインなんですがシーンによっては白黒の映像を使っています。この監督はカラーと白黒を混ぜるのが好きですね。

ハリーを演じるのはナターリヤ・ボンダルチュクという女優で当時18歳だと知ってビックリです。とても大人っぽく見えます。彼女はセクシーで良かったです。

主人公クリス・ケルビンを演じるのは梅宮辰夫です。(笑)
ロシアの梅宮辰夫?!ドナタス・バニオニスという俳優です。この人はロシア料理を作るのがうまいでしょうか?!

この映画では首都高速道路が縦横無尽に走る東京が未来都市という設定になっています。
タルコフスキーにとっては当時の東京が未来都市のイメージだったのでしょうか。

首都高といい宇宙ステーションといい、ぶっちゃけショボイです。。。。。低予算SF映画です。

でもタルコフスキーの演出やイメージがショボさを感じさせません。むしろセットに金のかかっているハリウッドのSF映画よりも全然迫力があります。

低予算でもいい映画ができるというお手本ですね。

でももう少しお金かければもっと良かったかも。。。。。やっぱり気になってるやん?!(爆)

バイバイ







Last updated  2008/05/06 09:44:44 AM
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2008/04/24
カテゴリ:ワールドシネマ

アンドレイ・タルコフスキー監督(「僕の村は戦場だった」)が1975年に作った映画はタルコフスキーらしく?!分かったような、分からないような作品ですがメチャメチャ良かったです。

1935年、アレクセイが家の中にいると母が外の納屋が火事だと知らせに来る。そしてその日父が出て行ってしまった。
大人になったアレクセイは母そっくりの妻ナタリアと息子イグナートがいるが、彼もまた離婚するのだった・・・・・。

アレクセイはタルコフスキー自身で自伝的な映画です。

タルコフスキー監督の父は詩人でしたが彼の詩が映画のなかでタルコフスキー自身によって朗読されています。

少年アレクセイと息子イグナート、少年時代の母と妻ナタリアは同じ俳優が演じており現在と過去が交錯しているストーリーです。

そして現在のアレクセイの姿は画面には出てきません。ナタリアとの会話でもカメラはナタリアだけを写しておりアレクセイは声しか聴けません。なかなか面白い演出だと思います。

ただ「去年マリエンバートで」のように現在、過去がゴチャゴチャになっているわけではないのでその辺りは分かりやすいですが、イメージだらけの映像で難解と言えば難解です。

彼の映画に共通の「水」や「火」のイメージが多く出てきますがきれいです。。。。。何を意味しているかは分かりません。(笑)

カラー映像と白黒映像による構成ですが現在のシーンがカラー、過去が白黒というわけではありません。どういう区別をしているのか。。。。。分かりません。(笑)

とりあえず分からないだらけですが、みずみずしい映像はとてもきれいです。しかも他の彼の映画よりはまだ分かりやすかったので僕はタルコフスキー映画ではこれが一番好きです。

映像もそうですがアレクセイの母と妻ナタリアを演じたマルガリータ・テレホワもきれいでした。テレホワはロシアの白人ということでシャラポワに似ています。

週刊誌風に書けば「ロシアの田舎でシャラポワ似の美人妻発見!」となるんでしょうか。。。。。

バイバイ







Last updated  2008/04/26 07:29:57 AM
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2008/04/06
カテゴリ:ワールドシネマ

警官と暴走族のカーチェイスがド迫力のこのアクション映画はめちゃめちゃ良かったです。

ナイトライダーという男が警官を殺しパトカーを盗んで逃走中。警官のマックスはパトカーでナイトライダーを追跡する。ナイトライダーはマックスを振り切ろうとするが、工事現場に突っ込み死んでしまう。そして怒った彼の仲間の暴走族グループはマックスの同僚グースを殺してしまうのだが・・・・・。

パトカーとバイクのカーチェイス・シーンはとてもスピード感があります。
スタントマンを使った生のスタント・シーンは最近のデジタル処理したアクション・シーンよりも全然迫力があります。

確か。。。。。この映画で一人スタントマンが撮影中に死んだという話を聞いたことがありますが、疾走するバイクから人間が吹っ飛んでいくシーンはすごいです。

ヴァイオレンス・シーンはハリウッド映画にはない過激さがありますね。

マックスの同僚グースが殺され、彼の妻と子供も殺されます。そしてマックスは皮の上下にショットガンとマグナムを携帯し、黒のチューンナップしたスポーツカーで復讐のため暴走族を追いかけます。

オール・レザーの服装、ショットガン、そしてスーパー・チャージャー・エンジンがボンネットからむき出しになっている車などデザインがめちゃめちゃカッコいいです。

単にアクション・シーンが迫力あるというだけではなく、ジョージ・ミラー監督の演出やカメラ・アングル、ストーリーもとてもいいです。

ただ音楽がイマイチでした。なんか古臭い、ベタな映画音楽です。。。。。

でも1979年の作品なのでこれは仕方がないことかもしれません。映画自体が今見ても時代を感じないので映像と音楽がマッチしてないように見えるんですね。

メル・ギブソンはこの映画でハリウッドに渡りスターになりました。僕の好きな俳優の一人ですが、ここ最近彼の映画は全然見てませんでした。

僕が映画館で見た初めての映画がこの映画の続編「マッドマックス2」です。あまりの迫力に興奮して映画が終わった後も席を立たず、友達と2回続けて見た記憶があります。

「マッドマックス2」も久しぶりに見てみましょうか。

バイバイ







Last updated  2008/04/07 07:07:15 AM
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2008/04/04
カテゴリ:ワールドシネマ

僕の敬愛する映画監督の一人ルイス・ブニュエル。(「スサーナ」)

これは彼がメキシコ時代最後に作ったブニュエルらしいわけの分からない。。。けど笑える映画です。

オペラ公演が終わり20人あまりのブルジョワたちが豪華なノビレ邸で食事をすることになった。ところがノビレ邸の使用人や料理人たちは仕度を済ませると執事を残して屋敷をあとにしてしまう。
彼らは食事を終え、ピアノ演奏を聴きながら談笑をし、いよいよ帰宅の時間となるのだが誰も帰ろうとしない。結局ゲスト全員がその日は泊まっていくことになる。ところが次の日彼らはこの屋敷から出れないことに気付き大騒ぎになるが・・・・・。

「メキシコ時代、幻の傑作」と言われているみたいです。確かに幻かもしれません。
日本ではどうか分かりませんが、アメリカでは画質の悪いビデオでしか見ることができません。
早くCRITERIONあたりから画質のいいDVDとして発売されないか期待しています。

主人公ワルキューレを演じるのはシルビア・ピナル(「ビリディアナ」)です。彼女はめちゃめちゃセクシーでいいです。

どうして彼らが屋敷から出られないのか?その理由は分かりません。とにかく外に出られないのです。(笑)

それがブニュエル映画の不条理な世界です。

召使いたちは次々と逃げるように屋敷を出て行くが金持ち連中は出られないということでブルジョワ批判の映画という解釈があります。→ブルジョワが食事にありつけない「ブルジョワジーの密かな愉しみ」に通じるものがあります。

変えよう、変えようと思ってもなかなか今までの悪い習慣や生活から抜けられない人生を寓話的に表現している映画という解釈もあります。

これだけ訳分からないといろいろな解釈が存在すると思いますが、独特のとぼけた雰囲気がブニュエル映画の魅力のような気がしますので映画自体をそのまま見て楽しむのがいいような気がします。

映画の最初に「これは説明のつかない映画だ。」とテロップが流れます。とても親切な映画ですね。(笑)

バイバイ







Last updated  2008/04/06 01:52:30 AM
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2008/03/13
カテゴリ:ワールドシネマ

僕の敬愛する映画監督の一人ルイス・ブニュエル(「ブルジョワジーの密かな愉しみ」「ビリディアナ」)。

この映画は彼がメキシコ時代の1950年に撮った作品でメチャメチャ良かったです。

刑務所から脱走したスサナは嵐の中ある農場にたどり着く。スサナは悪い男に追われて逃げてきたのでかくまって欲しいと頼む。同情した農場のおかみさんはスサナをメイドとして住み込みで働かせることにする。
しかしスサナは次の日から農場主、その息子、使用人を誘惑し始めるのだが・・・・・。

ブニュエル版悪女映画と言ったところでしょうか。スサナが3人の男をたぶらかすので農場も農場主の家族もメチャメチャになっていきます。

スサナを演じる女優はきれいで色気がありこの役にぴったりでした。

欲望のあいまいな対象」の男もそうでしたが、この映画に出てくる男もマヌケです。男の性を見せられた気がします。

ブニュエルにとってはまだ初期の作品なので当時のハリウッド映画を思わせるカメラ・ワークと音楽、そして強引なハッピーエンド。セリフが英語ならハリウッドのB級映画と間違えそうですね。

でもストーリーや演出にはブニュエルらしさが出ています。

何でタイトルが「スサーナ」と伸ばしてあるのか?「スサナ」だと思うんですが。。。。。どうでもいいですね。(笑)

バイバイ







Last updated  2008/03/14 12:11:25 PM
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2008/02/07
カテゴリ:ワールドシネマ

アンドレイ・タルコフスキー監督(「アンドレイ・ルブリョフ」)が1962年に作った初監督作品はメチャメチャ良かったです。

彼は天才です!。。。。。前々回のブログで彼のドキュメンタリー(「Tempo Di Viaggio」)をボロクソ書いてしまいましたが。(笑)

第2次世界大戦中のロシア。12歳の少年イワンの村にナチス軍が侵攻してくる。そして父親は殺され、母親は行方不明になる。ナチスに対して憎しみを抱いたイワンは幼年学校へ行くことを拒否し、兵士として戦線に参加するのだが・・・・・。

演出、カメラ・ワークなど初監督とは思えないほどどのシーンも絵になります。とても素晴らしいアート・フィルムです。

イワンを演じるコーリヤ・ブルリヤーエフ君がとてもいいです。少年の顔をしていながら大人びた演技をしています。この役にピッタリです。

全体的に現実か空想か区別がつかないようなトーンになっており、この作品ですでにタルコフスキーのスタイルが出来ています。
そしてこの映画でいきなりヴェネチア国際映画祭で最優秀作品賞を取っています。→タルコフスキー、ただ者ではないです。

せっかく素晴らしい才能を持っているのに彼の分かりやすい映画はこれ一つだけです。この後からはどんどん抽象的というか観念的というか難解な方向に向かっていきます。

天才だからなのでしょうけど、この映画みたいに分かりやすい映画ももっと見たかったです。

バイバイ







Last updated  2008/02/09 07:44:19 AM
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