幕張本郷の小さなフレンチレストラン　　　サンク・オ・ピエのオーナーシェフ、中村雅信の日記ページ

　プーサンといってももちろんあの蜂蜜好きのクマさんじゃぁありません。poussinと言って雛鶏のこと。フランスでは鶏全般をvolailleヴォライユといって、ひよこをpoussin（料理用語では、ひよこより大きくなった300～４００ｇサイズをさす）、若鶏がpouletプーレ、この段階までは、雌雄の別はない。成熟すると雄鶏は、coqコック、雌鶏はpouleプール、それから特殊な物で、肥育雌鶏がpoulardeプーラルド、去勢した肥育雄鶏をchaponシャポンという。それぞれ肉質やサイズに合わせて色々な調理法がある。

　このプーサンは、ローストした。小さいから、韓国料理のサムゲタン風にしても美味しいだろう。