さかもとこーひー、コスタリカ・サンティアゴ
4月5月のシェフお勧めコースの食後にと、さかもとこーひーのさかもとさんが選んでくれたのがこのこーひー。さかもとさんの解説によると、、、 春向けに...花やフルーツの魅力いっぱいなコスタリカのカップオブエクセレンス「コスタリカCOEサンティアゴ」を用意しました。 コスタリカCOEは、その切れの良い明るい魅力を生かして少し深煎りに仕上げ、いつも夏頃にご紹介していましたが...今回は、フローラルからハニーライクにフルーツの甘い香りのキャラクターが魅力的になるよう少し抑えた焙きにしました。まず明るい甘さと円やかで柔らかな口当たりが心地よいと思います。香りはフローラルからベリー系へと移り、ハニーライクから甘いシトラス系の余韻がご機嫌です。きれいで明るい味わい...柔らかな甘さを伴った円やかさ...素晴らしいです。寒さに飽きてきましたね、温かな春の日射しを感じながらお楽しみください。お菓子も春っぽいものが増えてきました、フルーツたっぷりのお菓子にお勧めします。 今回のお勧めコースのデザートは、イチゴの12年熟成バルサミコ和えと南仏産イチゴのソルベ。そのイチゴと熟成したバルサミコの深い余韻を残しながら、コスタリカ・サンティアゴを飲んでみると、なんとスムーズにつながることか!普通コーヒーは、甘酸っぱいフルーツにはあまり合わない。イチゴ系のデザートには紅茶を合わせるというのがかつての常識だったはず。 紅茶や日本茶のような要素を持つ、さかもとこーひーの真骨頂といったところ。サンク・オ・ピエでさかもとこーひーを飲んで、最近自宅や職場でもさかもとこーひーにしているというお客様のAさんは、「さかもとこーひーの最大の欠点は、他のコーヒーが飲めなくなること」といって、笑ってました。レストランの食後にこれほど高いレベルのこーひーを出す店は、三ツ星クラスでもまだあまりないのではないかと思う。サンク・オ・ピエの食後は、さかもとこーひーでゆっくりお楽しみください。