夢幻の如

2005/02/07(月)14:51

違う、逆だ!

かざきり羽(24)

申し訳ありません。今回は名指し(?)で反論させていただきます。 温度差というエントリーで少し語らせていただいた問題です。(この後に及んで、まだ問題のサイト名を書かないようにしている己の臆病さには、我ながら笑えてしまうんですが…。自分の中ではNGワードなのかしら) こちらさまの記事の事で、どうしても一言申し上げたい。 以下、コメント欄より一部引用します。 それでも他人が死を言い立ててきた以上、あまりその態度を低く見積もるのはよろしくないような気がするのですが。もし仮に同じような言動を沙澄さんではない方がしたとしても、やっぱり真正面から受け止める態度が望ましいのではないかしら、と思うのですけれども。 仮に沙澄さんが私にそういう要求をした場合、腹の中で何を思おうとも、表立っては誠実な態度を見せないと私の方がヒトデナシに見えるじゃないですか。そして万が一本当に自殺…か、自傷行為をされてしまったら、腹の中で何か思ったことを激しく後悔するでしょうから、どちらかといえば私は予断は持ちたくないなぁと思うのですよ。 どうやらまとめサイト等では「沙澄氏が何言ったってどうせ狂言だから構うな」とでも言っているかのように受けとめておられるようですが、 まとめサイトや問題言及のブロガーさんのスタンスはその真逆ですよ! 彼女はあまりにも自分の命を軽々しく扱い過ぎた。 本来誰もが尊く『生きる事』を受けとめていて欲しいと願うその希望を、簡単に踏み躙り過ぎた。 だから声高に「こんな事をしたらいけないよ、こんな事をするからこの人は非難されているんだよ」とみなさん訴えているんじゃないんですか?  他人が死を言い立ててきた以上、あまりその態度を低く見積もるのはよろしくない からこそ、真剣に彼女の身を案じ、警察に届け出て彼女の身の安全を願った当時のまとめサイトの管理人氏。その文面を目の当たりにして己の命を盾にして己の『我侭』を押し通そうとする態度に怒った人達。そしてまとめサイトの管理人氏の心情を慮って憤り、悲しみ、心を痛めた多くの人達。沢山の人達があの時、眠れぬ夜を過ごしました。例えどんなバカな言動を繰り返した人であろうと、その生命を重視し、軽んじてはいなかったからこそではないんですか? その結果がコレだったんですよ。 生命を軽視しているのはどちらですか!? 自分の物とはいえど、生命を盾にして自分の要求を押し通す行為は、テロ行為と何ら変わりません。 未遂に終っているとはいえ、その思考はテロリストのそれと大差ありません。 少なくとも私はそう認識しています。 恥ずべき行為だと、憎むべき行為だと、そう思っています。 だからこそ今でも彼女を許せません。 過去同様のテロ行為に関わってしまった人間として、どうしても許せません。 簡単に自殺するなんて言わないで下さい。 生きている、生かされている、それがどれだけ尊い事なのか、自覚して下さい。 生きたくても生きられない人が、この世界で今どれだけ居ると思っているんですか。 簡単に自分の命を投げ出してしまわないで下さい。 そして、彼女の行為を許さないで下さい。 容易く自分の命を引き合いに出して、相手を自分の意のままに操ろうとする行為を決して許さないで下さい。 そんな事をしても、誰も残りはしない。 そんな事をして死のうとしても、誰もあなたを好きになったりはしない。 そんな事をして本当に死んでも、あなたの事を誰も思い返しはしない。 ただ相手の心の、後悔と憎悪と憤怒と自己嫌悪の中で、あなたが生きた事実そのものがどろどろと醜く腐り落ちて行くだけです。 怒っています、許せません、哀しいですという言葉ではなくて、なんで「問題」という形で敷衍する必要があるの? 『生命』を軽々しく扱う人間がこれ以上増えてはいけないのです。 ましてやその身を案じて過ごした多くの人々を嘲笑うような行為は、決して許される事では無いのです。 だからこそ「問題」として突き付け敷衍しなければならないのです。 同様の事を起こせばどうなるのか、事例として取り上げなければならない問題なのです。 又、こういう行動をする人達が増えれば、あなたの仰るように「どうせ狂言だろう」と、生命を軽視してしまう人間が増える結果にもなるのです。 最後に、まとめサイトから閲覧者に向けたメッセージを引用させていただきます。  何があっても、自分から死を選ぶような事はしてはいけません。  誰も沙澄さんの死なんか望んではいないのです。  沙澄さんが面白かったと言っている裏で、たくさんの人が沙澄さんの心配をしました。  どうか生きていて欲しいと願いました。  「滅多に出来ない面白い体験」などでは決してないのです。  沙澄さんは「私は自分に恥じることはしていない」と言っていますが、そこだけは心底恥じて欲しいと思います。  たくさんの人に心配をかけたのは、恥ずかしいことではないのでしょうか。

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