広島東洋カープで２４年間プレーした
前田智徳選手の引退試合のマツダスタジアムへ。


６年前、ヤクルトの古田選手の引退試合に行った時に「前田選手の引退試合は何が何でも行く」と決めていました。


古田選手はスタメンで最初から最後まで試合に出て
両チームとも、次々に同世代の選手が出て華やかな引退試合でした。



前田選手の引退試合は、ＣＳ出場も決まり、
勝率５割まであと１勝という大事な試合。


いつ代打で登場するかわかりません。



お祭り騒ぎではなく、淡々と進む試合の中で、

８回に代打で登場した時の３万人の歓声。





センター方向への打球は残念ながらでしたが、

もし打っていたら、ファンはきっと引退に未練が残ったと思います。




嬉しかったのはその後

マツダスタジアムで初めて守備についた姿。


前田選手のいるライト方向へ引っ張りまくる

中日・平田選手、盛り上げます。



最後、ライトへ落ちた打球に
「満身創痍」を感じました。




配られたポスターには、「謝」の文字。


「感謝」という言葉ではなく、
「謝る」という意味にもとれる
「謝」の一文字に、前田選手の生き様が表れているようにも思えました。



グランド１周してのファンへの挨拶。

ゆずの「栄光への架け橋」の歌詞がこんなに沁みるなんて。





改めて思ったのは、
中学校から前田選手のファンであるだけでなく

その生き様に影響を受けていることがわかりました。



賞とか、人からの評価されるとかでなく、

“自分の役割を、自分の納得いくように全うする”


ここを求めていく姿。


そこに影響を受けていました。



『大リーグに行く選手もいれば、故障する選手もいる。

　自分は、故障した選手の手本になりたい。』


両足のアキレス腱やももを故障してから
代打という道を究めだした姿。


故障しないのもすごい。

でも、故障しても、超一流であれる。



こんなすごい選手の背番号は一旦お休みとなりましたが、

また、カープの『１』を背負うような選手の登場を心待ちにします。






前田選手、本当に素晴らしいプレーと生き様を

ありがとうございました！！！！！！！！！！