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2004/08/11(水)09:40

【BROTHERHOOD(ブラザーフッド)】を観ました。

cinema(93)

観てすぐ、撮り方がなんかに似てるな~と思い、頭は違うほうに働き始めたブラザーフッド。 これって、【バンド・オブ・ブラザーズ】の撮り方にとっても似ている! 戦争の臨場感が感じられる、お金がかかっただろう洗練された映像。 でも、いくら画面が洗練されていても、行われているのは、戦争そのもの。 憎しみの感情は、人を狂気にさせてしまうのだな。 そういう環境を作り出しては、いけない。 と【ティアーズ・オブ・ザ・サン】の時と似た複雑な感情を抱きました。 そして、昨今の政治のこと、身近で起こっている諍いのことなど、色々なことを考えさせられ、 なんにしても、憎しみという感情を作り出させている大きなものに対して 憎しみの感情が募ってしまうような、そんな感想を持たせる映画でした。 私は、身近な人に当てはめて感情移入して映画を観ていたので、 涙があふれるシーンがたくさんでした。 朝鮮戦争で、潤った日本のことなどを、ひどく辛く感じて 私にとってはすごくヘビーな映画でした。 story(公式ホームページより抜粋) ソウル鍾路(チョンノ)の路地裏。 ジンテ(チャン・ドンゴン)は、父亡きあと家族の生計を支え懸命に生きている。 生活は苦しいが、愛するヨンシン(イ・ウンジュ)との結婚と、この世で最も大事に思っている弟ジンソク(ウォンビン)の大学進学のために生きる一日一日は幸福だった。 運命の日、6月25日。 平和だったソウルの街は一瞬にしてサイレンの音と爆発音、人々の悲鳴が渦巻く修羅場に変わった。 戦争が勃発したのだ。多くの人々と共にあわただしく避難の途に着くジンテと着くジンテとヨンシンの家族。 しかし、避難列車に乗るためにたどり着いた大邱の駅で、ジンテとジンソクは軍人たちにより強制徴用され、軍用列車に乗せられる。 平穏な日常から、生死が行き交う戦場に放り込まれたジンテとジンソク。 二人は訓練を受ける余裕すらなく、韓国軍最後の堡塁である洛東江(ナクトンガン)防御線に実戦投入される。 38度線を越えた朝鮮人民軍は、ソウルを陥落させて怒涛の進撃を続け、韓国軍を朝鮮半島南端に追い詰めていた。 絶え間ない砲撃にさらさ撃にさらされ、塹壕の中を逃げ惑う韓国軍の兵士たち。 まさに地獄絵図だ。弟ジンソクと同じ小隊に配備されたジンテは、ジンソクの召集解除を求めて大隊長に会いに行く。 大隊長との面談を通じて、弟を除隊させるために何をしなければならないかを覚ったジンテは、弟を救うために銃を取り英雄になることを決意する。 ジンテの活躍もあって洛東江の防御線を守るのに成功した韓国軍は、国連軍の仁川上陸作戦が成功したという知らせを聞き、ついに北進を開始した。 そんな中、ただ弟の生存を願うとい理由だけでジンテは敢えて危険な任務を遂行し続けるが、そんな兄を理解できないジンソク。 二人の溝が徐々に深まっていくなか、ジンテが数々の任務を成し遂げ勲章を手にし、 ジンソクを家に帰らせようとするが、ジンソクは拒否し、二人の仲は決定的になる。 そんな険悪な状態の彼らの前に、思いもかけない運命の罠が待ち受けていた。 ブラザーフッド

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