2005/01/02(日)18:32
【ターミナル】を観ました。
主演トムハンクス、監督・製作スピルバーグという
最強タッグと思われた、【ターミナル】。
母国がいきなりクーデターで消滅してしまって
パスポートが無効になってしまった。
入国も出来なければ、出国もできない。
空港の中に閉じ込められて、出れなくなってしまった
ビクター(トム・ハンクス)。
彼は約束を果たすために、
空港でひたすら待つ!
このストーリー、かなり興味をひかれる。
感動で泣きそうな映画の予告編を観るにつけ、
観てみよっかなー、
でもやめよっかなー、
最近のトムハンクスの映画って演技は巧いんだけど、
それだけなんだよなーー。
スピルバーグの映画も、感動させたいところが
わざとらしくって、ちょっときびいなあ、と。
でも、そこを押して映画館に足を運んでみる。
最初の数十分は、トムハンクスの演技の巧さ、
言葉が通じないことからくるいろんなアクシデントで
笑えるシーンが盛りだくさん。
へえ!
と思えるジーンとくるシーンも随所にちりばめられながら
途中で、話がわけわからなくなってくる。
この映画のテーマであった[空港で待つ]という意味は?
引っ張りすぎたわりにちょっと結末が軽すぎる。
途中出てくるヒロインのキャサリンゼタジョーンズはショートボブで
かわいいし、普通っぽくていいんだけど、
彼女の最後の選択も、あの終わり方じゃもったいないっていうか
軽くなって必要なかったんじゃないかなー
と思えたりする。
空港にはいろんなドラマがある、っていうこと。
人間味あふれる主人公がいる、っていうこと。
それだけでよかったんじゃないかなー?
クラコウジアって国を消滅させてまで、空港の中にとどめなくっても。
なーんて。
作り手の意図(かどうかわかりませんが)を
深読みしちゃった映画でした。
この映画を観て私が学んだことは・・・
せめて英語は出来ないと、空港で困ったことになりそうだ。
そんな感想でいいんかいな??
◇ターミナル