Clarte Coaching Office

2005/01/09(日)12:51

MIKIMOTOパール

Clarteお気に入り(56)

真珠といえばMIKIMOTOでしょう! というくらい、私の母はMIKIMOTOが好きだ。 そして、普段はヒカリモノ風情な ジュエリーを一切身に着けない母が、 唯一愛してやまないのが『真珠』であった。 そして、彼女が大事にしていた MIKIMOTOのパールのネックレスを 私が20歳になった記念に譲り渡してくれた。 そういう経緯があるからだろうか? 私もジュエリーは、本物で質がよくなければ! と思っている。 そして潔いことに、 本物じゃないくらいだったら、いっそ めっちゃデコラティブなジャンクでチープな アクセサリー(ジュエリーではない)をセンスよく! とはっきりと割り切っている。 そんな理由で、年末にパールのピアスが欲しくなったときに やっぱMIKIMOTOに足を運んだ。 「お手持ちのパールのネックレスに合わせて ピアスの大きさ、お色をお選びします」 といわれて、母から譲り受けたネックレスを差し出すと、 さすがMIKIMOTO。 私が欲しいと思っている9ミリのピアスの大きさでは、 一緒につけたときのネックレスとのバランスが崩れてしまうので、 ちょっと小さい7ミリをお勧めされる。 9ミリの方が、7ミリよりも段違いで金額が高いのに あえて7ミリをお勧めするところあたり、 とっても紳士で、誠実だ。 セット売りという感覚が 小さい頃から苦手だった私にとって、 それは初めてのピアスとネックレスのセット買い という感性だった(笑)。 セットでつけてる自分は、フォーマルすぎて 全然イメージできないけれど、 せっかくだったら、まずは、ネックレスとあわせて。 そして、次に大きめのピアスにされたらいかがでしょうか? という提案は、なんだか本当にしっくりいった。 当たり前の提案って、商売がからむとなかなか出来そうでできない。 そして、最後に、母から譲り受けたネックレスを じっと調べていた店員さんはもうひとつ嬉しい提案をしてくれた。 「よろしければ、糸の交換をさせていただけないでしょうか? もちろん無料で。 そして新しいMIKIMOTOのマークを入れさせてください。」 そして出来上がったネックレスを 今日、受け取りに行った。 まるで新品みたいに磨き上げられ、 ピンと糸の張った、張りのあるパールのネックレスは 私の知ってる、母からもらったネックレスではなくなっていた。 むしろグレードアップして輝くばかりであった。 メンテナンスの重要さ。 質を選ぶ重要さ。 信頼を商売にしているMIKIMOTOブランドの素晴らしさ。 そんなことを感じさせてくれた 私の気持ちを幸せにしてくれたMIKIMOTOであった。 ◇MIKIMOTO

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る