「思い出」
激安で悍ましいほどのレーン数を誇るボーリング場へ、卒業してもなお、高校の連れといつものように向かう。
そして行われる、ウォーミングアップとしょうされる入り口エントランスホールでのゲーム大会。最近はここがメインになりつつある。今日のゲームは月華の剣士である。
月華の剣士は、SNKより発売の剣術対戦アクション。武器による弾き要素や、力か技の選択により大きく変わるゲーム性、スーパーキャンセルやらコンビネーションアーツやらを取り込んだ2D対戦格闘ゲームの決定版!一度ご賞味あれ!
サムライスピリッツが、3Dへ移行したことで発売されたらしいこの作品。対戦格闘ゲームブームの後期の作品で、色々な要素がてんこ盛り。特に「力」か「技」で大きく変化するプレイスタイル。技は、通常技をつなげていけ、締めに必殺技を組み込める。力は、必殺技をスーパーキャンセルして超必殺技へ繋げることのできる。どちらも魅力的だが、「怒涛の攻め」がしたい筆者は、技を選択。そして連続技をしそうなキャラで、李烈火という中国人を選択することに。
で、もちろんエントランスでのボーリング前哨大会、連れが対戦に入ってくる。まだそんなに理解していないこのゲームのインストカードなどを確認しつつ画面に目をやると、李烈火を連れも選択。
筆者「おい!なぜ一緒にしたんw」
連れ「俺もこのキャラ気に入ったw」
対戦開始の合図の後の画面構成は、純和風の剣士たちが刀を手に静かに鬩ぎ合うのではなく、扇子を優美に構えた弁髪男子による2人の舞。独特な蹴り技からの炎を纏ったいかにも中国歴史映画を連想させる様な技を連続して叩きつける、中国拳法の対戦ゲームにしか見えませんでしたとさ。
辛くも勝利した筆者の次の対戦相手は…
筆者「君も李烈火使うのかい!!」
まだまだ李烈火祭りは続く!
「あるある」
・対戦格闘ゲームの対戦時のキャラ被り
・中国武術キャラの連続技への期待
・大柄キャラの、一発に期待感
・必ずいる色モノキャラ
「ウル技(裏技)」
・隠れキャラ キャラ選択画面で、1コンのLとRの4ボタン同時押しで、画面外に暁武蔵、嘉神、覚醒嘉神。一度クリアした状態で、1コンのLとRの4ボタン同時押しで、画面外に、木偶の示源、一条あか狸、真田が使用可能となる。
「うすらうんちく」
・弾きやら技の調整、キャラ追加などを施された第二幕がのちに発売される。