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テーマ:バイクレース(574)
カテゴリ:バイクレース
予選Q1 最初トップに立ったのはロレンソだった。しかしセッション中盤、クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)がロレンソのタイムをわずか0.002秒上回ってトップに浮上する。 残り8分を切って、クラッチローのトップは変わらず、ロレンソ、フランセスコ・バニャイア(アルマ・プラマック・レーシング)が続く。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はこの時点で、トップから約0.5秒差の5番手につけていた。 残り時間5分を切って、各ライダーがセカンドアタックに入る。ここで2番手に付けていたロレンソが2コーナーでスリップダウン。2コーナー旋回中にフロントタイヤを切れ込ませ、この日2度目の転倒を喫した。ロレンソは走行を再開することなく、ここで予選を終える。ロレンソは自力で立ち上がり、ピットに向かった様子から、大きな怪我はなかったとみられる。 そのロレンソのタイムを、中上が終盤のアタックで見事に更新。1分54秒431をマークし、2番手に浮上すると、このままポジションをキープ。中上、そして序盤に記録したトップタイムを守ったクラッチローという、LCRホンダのふたりがQ2進出を決めた。 このセッションでは転倒が相次ぎ、ロレンソ以外にティト・ラバット(レアーレ・アビンティア・レーシング)、ヨハン・ザルコ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が2コーナーで転倒している。 最終的にロレンソは15番手、また、やはりQ1から予選に臨んだバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は、開幕戦カタールGPを14番グリッドから迎えることとなった。 予選Q2 序盤のアタックでビニャーレスが1分53秒844のタイムを叩き出してトップに浮上する。ファビオ・クアッタハッホ(ペトロナス・ヤマハSRT)、アンドレア・ドヴィツォーゾ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)、マルケスなどがタイムを更新するも、ビニャーレスのタイムに届かない。 さらに中上がタイムを更新。やはりビニャーレスのタイムには及ばなかったが、2番手に浮上する。 セッション中盤、ビニャーレスのトップは変わらず、2番手に中上、3番手にクラルタラロ、4番手にドヴィツォーゾ、そしてマルケスは5番手で続く。 残り時間5分となるころ、セカンドアタックがスタート。トップをキープし続けるビニャーレスが、再びトップタイムを更新する。追随するようにジャック・ミラー(アルマ・プラマック・レーシング)、ドヴィツィオーゾもタイムを縮めるも、ビニャーレスのタイムに届かない。 最終盤、マルケスがタイムアタック。しかしビニャーレスに約0.2秒及ばず、マルケスは3番手となった。ビニャーレスは序盤からトップを譲ることなく、2019年シーズン開幕戦のポールポジションを獲得した。 2番手にはドヴィツィオーゾ、3番手には最後にジャンプアップしたマルケスで、ヤマハ、ドゥカティ、ホンダの3メーカーがフロントロウに並んだ。一時は2番手タイムにつけた中上は9番グリッドを獲得し、決勝レースを3列目から迎える。 ルーキー勢トップのグリッドを獲得したのはクアッタハッホで、MotoGPクラスのデビューレースにして2列目5番グリッドを手にした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.10 14:07:34
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