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2020/09/08(火)23:02

【F1】FIA ピットレーン閉鎖に関して説明:F1イタリアGP

フォーミュラ1(1333)

​​ケビン・マグヌッセンが、パラボリカ出口で停止したあと、20周目にセーフティカーが出動した。 停止したマシンをトラックサイドから撤去するために、ピットに押して戻す必要があったので、ピットレーンが閉鎖された。FIAによると、ピットレーンは15時41分47秒に閉鎖され、ハミルトンは12秒後にピットに入った。ハミルトンは、アントニオ・ジョビナッツィとともに、この違反のために10秒ストップ&ゴー・ペナルティを科せられた。​ ​通知に関して​ マイケル・マシは、独自に自身の判断を説明し、ピットレーン閉鎖のために使用される信号は複数あると述べた。「ひとつはドライバーのためのもので、大きな赤いXを表示する光パネルだ。サーキットによって、パネルは1枚あるいは2枚ある」「このサーキットでは、トラックサイドから見えるように、ピットレーンが閉鎖されていることを知らせるXを表示する2枚のパネルがある(パラボリカのコーナー半ばの外側と出口)」「さらに、チームが使うソフトウェアには、ピットレーンが閉鎖されると赤く表示される」「3つ目は計時ページにあり、すべてのインシデント通知がポップアップする。3ページ目に『ピットレーン閉鎖』とある」​​ ​ドライバー認知​ ​ピット入口状況パネルは、レース毎の配布資料文書内のマップに印がつけられている。​マイケル・マシは「詳細を示したマップは、わたしのイベント・ノートとして全チームに配布され、ピットレーン図の一部である」と語った。「また、ドライバー・ミーティングで使用されるレース・ディレクターのイベント・ノートにも含まれている」その信号はどのトラックでも同じなのかという質問に、マイケル・マシは「全く同じだ」と答えた。 ​ ​ピットレーンを閉鎖する必要があったか?​ マイケル・マシは、実際ハースを他の方法で片付けることは不可能だったと述べた。彼は「あそこのフェンスには隙間がなかった。ドライバーとチームは気づいているが、車両用の開口部もあれば、マーシャル・ポストに過ぎない開口部もある」と語った。「短いオレンジ色の帯のついた開口部は、実際はマーシャル・ポストで、マシンはあの場所には入らない」​​「他に開口部がなかったので、安全に撤去できる唯一の方法はピットレーンまでマシンを押していくことだった」 ペナルティに関して 「ドラマチックなドライビングをしたり、誰かにダメージを負わせたりしたりとか。スチュワードが改善して、将来のためにもっとよくするかどうかわからない」ダニエル・リカルドが、閉鎖されたピットレーンに入って5秒加算ペナルティしか受けなかった2016年のブラジルGPと比べる人もあるだろう。しかし、2016年の競技規約は今とは異なっており、具体的なペナルティを説明していなかった。そのため、スチュワードは独自に評価することができた。この場合は、雨のレースで視界が限られていたこと、ピットレーン閉鎖への対応時間が短かったことを考慮したのだ。だが、FIAの現行の競技規約には柔軟性がなく、閉鎖ピットレーンに進入した場合は10秒ストップ&ゴー・ペナルティを要求しているので、ハミルトンに対するペナルティは早々に決まった。マイケル・マシは「単純なことに、競技規約には全く柔軟性がない」と述べた。「強制的なペナルティがあり、スチュワードはそれを適用しなければならない」この規約を変更するのは議論が必要だが、マイケル・マシは、FIAは常に議論を歓迎すると語る。「再検討する必要がある規約の要素があれば、我々は、全チームの競技ディレクターとともに競技作業部会で再検討する」「何かが必要であれば、そのために必要な手続きを進めてほしい」​​​​

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