言語学を超えて(ソシュール記号学の新解釈)

2019/08/28(水)12:51

複眼か俯瞰か。。。

コメントをいつもいただくともちゃんさんから、わたしに複眼を持つように言われた。彼によると、私は片目でしか物事を見ていないから、立体像が結べていないということらしい。 そして私が「上から目線」で話を進めているということも指摘された。だが、これは正しい。私は、今科学者の誰もが興味を示さない言語のメカニズムの全貌解明に取り組んでいる。この視点で、例えば菅野氏の複雑系科学を見るとき、私の知っていることが考慮されていないことに一種のいら立ちさえ感じることがある。 本当なら、私が全てを書き換えればいいのだが、私には物理や生物の専門分野はわからない。しかし、そこに言語を司っているのと同じメカニズムがあることだけは確信がある。どちらにしろ、我々に科学や哲学を可能にしているのは言語であるから、言語のメカニズムが分かれば、科学や哲学の概念が変わるだろうことは予想できるだろうと思うのだが、どうもそうは簡単にはいかない。 今、私が考えているのは、自分が見ている言語の世界を他の人たちが想像しやすいように少し整理すること。科学的な説明にはならないが、私がどのような世界観を持っているかを示すこと。これを通して、新しい俯瞰の視点を共有できないかということである。 頑張ろう。

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