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言語学の嘘(ソシュール記号学の再考)

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《自己紹介》
佐藤直幹(さとうなおみき)と申します。令和元年で満53歳になります。丙午です。現在、フランスのパリ近郊在住で、翻訳を中心に仕事をしています。
nsato75@yahoo.fr

記憶による自己同一性進化論という、テーマに取り組んでいます。言語の本質を追い求めているうちに、人間とは何か、認知とは何か、生命とは何か、太陽系とは何か、時空間とは何か、物質とは何かという問いが生まれ、これらの根底に流れているが「記憶」という概念だと気がつきました。

ただ。ここでいう「記憶」の概念は、端的に言うと私の造語で、我々の知っている「記憶」をカバーしてますが、全く新しい概念で「すべての存在を生み出し、支え、進化させる」ものです。

記憶による自己同一性進化論は、今の科学の枠組みとは全く違うものになりますが、今の人類の知識を、新しい枠組みで捉え直すというプロセスと考えれば、矛盾は無いと思います。一言で言うと「科学のパラダイムシフト」を起こしたい訳です。

今は、ソシュールの記号学を「記憶による自己同一性進化論」という枠の中で再構築することを課題としています。ソシュールの「一般言語学講義」を再読しながら、記号学を新たなレベルに引き上げることを目標としています。


日本の大学では経済学を専攻しました。卒業後、金属素材メーカーに就職しましたが4年後の1995年に退職、直後にフランスに渡航し、言語学の勉強を始め今に至ります。一応フランスで修士と同等の免状(DEA)を取得していますが、博士論文は途中で断念しました。

高校三年のときにアメリカのイリノイ州に1年間のホームステイ留学、大学3年に上がる前に韓国に一年間、語学留学していました。最近は大分忘れましたが、フランス手話もフランスで勉強し、私の言語理論の重要な支えになっています。

始めはフランス語で発信しようと思いましたが、フランス語の語彙の概念を借用しながら、日本語で書く事にしました。あまりネガティブなコメントにはおつきあい出来ないと思いますが、興味があれば読者の方々と色々とディスカッション出来ればと思います。

「日本人の為のフランス語自習室」というブログもあります。最近は更新していませんが、フランス語に興味の有る方は是非どうぞ。
http://francais75.exblog.jp/

趣味は折紙ですが,最近は半分プロとしてやっています。
折紙のバラが専門です。ここに作品を発表しています。ミクシーでは、もっと多くの作品を公開しています。ハンドルネームは「Mikki」
http://pliagedepapier.com/gallery/index.php?cat=11645

2015年8月に、「バラの折り紙 ROSE」という本が出版されました。
http://www.amazon.co.jp/バラの折り紙-1枚の紙から作る-佐藤直幹/dp/452905466

2018年1月27日に「美しいバラの折り紙」という本が出版されます。
https://www.amazon.co.jp/%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%AE%E6%8A%98%E3%82%8A%E7%B4%99-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9B%B4%E5%B9%B9/dp/4529057674/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1516427564&sr=1-1&keywords=%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9B%B4%E5%B9%B9

2019年9月24日にアメリカのTuttle社から「美しいバラの折り紙」の英語版「Naomiki Sato's Origami Roses, create lifelike roses and other blossoms」が出版されます。
https://www.tuttlepublishing.com/other/naomiki-satos-origami-roses


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意識

2016.08.18
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カテゴリ:意識
今、広島国際アニメーションフェスティバルに出展しているソフトウェア会社のアテンドをしていて、朝から夜遅くまで時間が取られているので、なかなか返信ができません。その中で、一つ気付いたことがあったので書いておこうと思います。

人間の意識というのは、常に記憶を更新していることで成立しているため、一瞬前の自分とは同じではないということです。これは、そのままアイデンティティーに当てはめることができます。アイデンティティーの日本語訳は「自己同一性」ですが、同一であるということが動機ではありますが、全くの同一ではありません。常に新しいことを経験しており、それを、次々と統合しているので、少しずつ違う自分になっているのです。そういう意味では、自己同一性維持傾向とでもしたほうがいいかもしれません。






Last updated  2016.08.18 23:34:01
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2016.07.28
カテゴリ:意識
ホームページで見つけたアドレスに送ったのですが、数日経っても返事が無かったので、ここに全文転載します。
I send this message to his email address I found on his home page. I'm putting the message here as I did not receive any answer from him after a few days.

7月31日に彼から返事がありました。今後の研究頑張ってくださいという内容だけの短いメールでした。残念ですが、私のメッセージは届かなかったようです。
I replied to me on 31st of July. He wished me all his best for developing my idea in a very short mail. It seems like my message did not convince him.


Dear Mr Chalmers,
チャーマーズ様

I recently saw a video of your TED Talks : How do you explain consciousness? posted on YouTube on July 2014. Your talk was quite interesting and I've been watching it over and over. Then I found the transcript of your talk and I read it several times. I also found your homepage.
最近、YouTube に投稿された、あなたが出演なさっている TED Talksのビデオ(How do you explain consciousness?)を拝見しました。講演は非常に興味深く、何度も見返しました。講演の書き起こしを見つけたので、それも何度も読みました。それに、あなたのホームページも見つけました。

I decided to write you an e-mail because I think that your philosophical vision on Consciousness and my linguistic point of view could be complementary and might help us understand better what Consciousness is all about.
あなた宛のメッセージを書こうとしたのは、あなたの意識に関するヴィジョンと私の言語に関する視点が補完的であり、お互いを補うことで意識を理解する助けになると考えたからです。

First of all, I'd like to introduce myself briefly. I'm a Japanese man living in France, near Paris. I'm about your age, just a few months younger than you. After getting my bachelor degree in Economics, I worked for a Japanese company for four years before I decided to leave for France to study Linguistics. It was in September 1995.
まず、簡単な自己紹介をしたいと思います。私は日本人の男性で、フランスのパリの近くに住んでいます。年齢はあなたとほぼ同じで、数カ月だけ若いだけです。経済学の学士を取得してから日本の会社で四年間仕事をし、言語学を勉強するために渡仏しました。1995年の9月のことです。

After learning French for three years I became a master and a doctor course student in Paris. I received a master's degree but unfortunately I couldn't finish my thesis. Nonetheless I kept on doing my own linguistic researches. Now I don't belong to any academic institute, so I'm totally independent. In fact, I'm earning my living as a translator and a paper folder.
フランス語を3年間勉強した後、パリで、修士と博士課程の学生になりました。修士の学位は取得しましたが、残念ながら博士論文を書き上げることはできませんでした。それでも自分で言語学の研究は続けています。今は、どの学校にも在籍してはいません。完全にフリーです。今は、翻訳と折紙を生業にしています。

It seems like we share a very similar vision on Consciousness. However there is a great gap between your approach and mine. In your lecture, I realized that you talked about Psychology, Neuroscience or Physics but you never mentioned Linguistics.
あなたと私では意識に関して非常に近いヴィジョンを共有していると思います。しかしながら、アプローチに関して大きなギャップがあります。講義の中で、心理学、脳科学、物理学への言及はありましたが、言語学に関しては一言もおっしゃっていません。

Personally I've been looking for the explanation for the Origin of Language and its mecanism for more than ten years. And now I think I have some clues which could lead us to the understanding of Consciousness and Language at the same time. The linguistic theory I'm trying to establish has nothing to do with the ones which prevailed over decades except for that of the Swiss linguist, Ferdinand de Saussure.
個人的に私は、言語の起源とメカニズムをどう説明するかについて十年以上研究をしてきました。そして今、意識と言語を同時に理解することのできる手がかりを掴んだと考えています。私が構築しようとしている言語理論は、最近何十年も幅を聞かせている言語理論とは全く関係ありません。しかし、スイスの言語学者フェルディナン・ド・ソシュールの理論は別です。

First of all, I'd like to give you some ideas how I see the world we are living in. I think that every existence in this universe is made of “Evolutive Memory” or simply of “Memory”. In fact, I'd prefer to use the French word “memoire” or the Japanese word “ki-oku(記憶)”, just because the English word “memory” doesn't really cover the concept I'd like to introduce to science in general. “Memory” in my sens is not just what you recall from your past experience but something which resists against the passing of time and evolve through new stages of existence into the future.
まず、我々が生きているこの世界をどのように見ているかを記述したいと思います。私は、この宇宙のすべての存在はすべて「進化記憶」または、より単純に「記憶」でできていると考えています。ただ、これを表現するのにフランス語の「memoire」、または日本語の「記憶」という用語の方が適切だと考えています。これは英語の「memory」という単語が、私が科学一般に導入したいと考えている概念とうまく一致しないからです。私が考える「Memory」というのは、単に過去の経験のことを思い出すだけでなく、時間の経過に逆らい、進化しながら次々と新しい段階を経て未来に通じるものです。

Evolutive Memory is the base of all existence in this universe. In other words, Memory is fundamental and universal. Atoms and molecules, lifeforms and even our thoughts are made of Evolutive Memory. In fact, these are the byproducts of the evolution of Memory which is started at the same time as the Solar System in which we are living. In other words, the birth of Memory created our Solar System. Then in the course of Evolution of Memory, Life/Cognition and Language were born one after another. (I prefer not to talk about the whole Universe because a solar system at least has a beginning and an end.)
進化記憶は宇宙の全ての存在のベースになるものです。別の言い方をすれば、記憶は宇宙の基本原理です。原子や分子、生命体、そして我々の思想も全て進化記憶からできています。実は、これらのものは、我々が住んでいる太陽系の誕生と共に始まった記憶の進化の副産物で、別の言い方をすれば、記憶の誕生が太陽系を生んだと言えます。そして記憶の進化の課程で、生命/認知、そして言語が順に生まれました(ここでは、宇宙に言及しないのは、太陽系であれば始まりと終わりがあるからです)。

Evolutive Memory is in the heart of all evolutions, including the Evolution proposed by Darwin. And Human Consciousness is the result of the Evolution of Memory which went through the birth of Matter, Life/Cognition, and Language.
進化記憶は全ての進化の源です。これにはダーウィンの提唱した進化も含まれます。そして、人間の意識は、物質、生命/認知、言語の誕生を通した記憶の進化の産物になります。

I'm sure that Evolutive Memory is a new fundamental which can replace Consciousness in your talk. But it is very difficult to define because you can't grasp Memory by a reductionist approach. You can't quantify Memory in terms of information. Only you can do is to observe subjective difference or discreteness between these elements.
私は進化記憶は、講演の中であなたが言及した意識に代わる、新しい基本原理であると考えています。しかし、これを説明するのは非常に困難です。なぜなら還元論的アプローチでは記憶を理解できないからです。記憶を情報という概念で測ることもできません。それを構成するものの間にある主観的な差異、または離散差位でしか観察できません。

You said in your talk that “Physicists sometimes take some aspects of the universe as fundamental building blocks: space and time and mass. They postulate fundamental laws governing them, like the laws of gravity or of quantum mechanics. These fundamental properties and laws aren't explained in terms of anything more basic”. I think that Memory is something more basic than these fundamentals. For example, Time and Space are the byproduct of Memory of Matter.
あなたは講演の中で、こうおっしゃっています。「物理学者は時折 宇宙のある側面を 基本的構成単位として捉えます 空間や時間 質量などです それらは自らを支配する 基本的な法則を前提としています 重力の法則や量子力学などです これらの基本的特性や法則は それ以上基本的な概念で 説明することはできません」。私は、記憶こそがこれらの基本的な法則よりも基本的なものだと考えています。例えば、時間や空間は物質の記憶の副産物であると言えます。

Now I try to explain the relation between Consciousness and Language. First I'd like to remind you the fact that when we speak and understand languages by either listening and watching, we recall words and expressions in order to create and understand meaning in our speech. That is to say that we are speaking languages by recalling and manipulating our memory. This is a very important fact for me and it is at the basis of the linguistic theory I'm trying to establish.
さて、意識と言語との関係について説明したいと思います。まず、重要な事実なのですが、我々が聴覚や視覚を使って言語を話し理解できているのは、単語や表現を(記憶から)喚起して話の意味を構築した理解していると言うことを承知しておいてください。つまり、我々は、記憶を喚起し操作することで言語を話しているということです。これは非常に重要な事実であり、私が構築しようと考えている言語理論の基本となるものです。

I just explained above that Consciousness is the fruit of Evolution of Memory. First of all, Language is responsible for creating Consciousness from cognitive animal dimension of newborn babies. This means that babies become humans by learning language of the people around, family, neighbors, teachers and so on. And then, thanks to language, these new “humans” acquire knowledge in the course of their lives and they evolve their Consciousness to a higher level by discovering and inventing new things.
既に、意識は記憶の進化の産物であると説明しましたが、新生児の持つ動物的な認知から意識を創造するのは言語であるということです。これは、赤ん坊が、周囲の家族、隣人、先生たちの話す言語を学ぶことによって人間になることを意味します。そして更に、このように新しく生まれた「人間」は、その人生において言語を通して知識を取得し、新しいことを発見したり創造したりすることで、彼らの意識をより高いレベルに進化させて行くのです。

Language is often said that it is used for communication. It is true in a sens that Language is a very functional communication tool. But this is something secondary. Its real goal is to let evolve individual and collective identity in human communities, just like the consciousness of whole groups you mentioned at the end of you talk.
言語は、一般的にコミュニケーションのためだと言われます。これは、ある意味正しいですし、言語というのは非常に機能的なコミュニケーションツールであるのは確かです。しかし、これはあくまで副次的なもので、言語の本当の目的は、人間の共同体の中で個人と集団のアイデンティティーを進化させることです。これはあなたが講演の中でおっしゃった「地球全体としての意識」に通じるものがあると思います。

You may replace Identity by Memory. Each language has its own memory. It is not just vocabulary or expressions of a language which are concerned. It covers the whole culture and mentality specific to each linguistic community.
記憶をアイデンティティーで言い換えることもできます。それぞれの言語には、それぞれ固有の記憶があります。これは、特定の言語の単なる語彙や表現ではありません。ここでいう記憶とは、文化全体、そしてそれぞれの言語共同体の持つメンタリティーも含みます。

I'm sure that Evolutive Memory is the missing link to the understanding of Consciousness. When you say that Consciousness is fundamental and universal, you are taking a anthropocentric approach and this is why you encounter the hard problem. But I admire your courage for doing this while others are happy about dealing with easy problems. But it would be a long way to go because Evolutive Memory is not yet compatible with Neuroscience as Memory cannot be measured in term of information.
私は、進化記憶は、意識を理解する上でのミッシングリンクであると考えています。あなたは、意識は基本的且つ普遍的なものとおっしゃっていますが、これは人間中心主義のアプローチからの発想であり、この見方をする限り難問(ハード・プロブレム)に直面することになります。しかし、単純な問題(イージー・プロブレム)を解くことでお茶を濁している人達に比べれば、難問に直面しようとする勇気には敬服します。しかし、今後の記憶の研究は非常に長いものになる可能性があります。それは進化記憶を情報という概念を使って測定できないため、脳科学との互換性を持っていないからです。

This is my very first time to write down my ideas in English as I'm used to work in Japanese, my mother tongue and in French., language I use on a daily basis.. You surely have noticed that I'm not a native English speaker. If you are not sure if you have understood, please write me back so that I can explain it to you.
今回初めて英語で自分の考えを書いてみました。普段は私の母国語である日本語で書いていますし、今、日常的に使っているフランス語も使っています。私が英語のネイティブスピーカーでないことは、既にお分かりだと思います。もし、理解ができない部分があれば、ご返信をいただければ折り返し説明をすることもできます。

Anyway my theory is still under construction and far from being completed. I have much more to talk about especially the mecanism of Evolutive Memory and how Language really works. I hope we can continue to discuss these subjects further in the future.
私の理論はまだまだ発展途上で、完成からは程遠いです。それと、進化記憶のメカニズムと言語がどのように機能するかに関しては、まだお話していないことがあります。これらに関しても、今後一緒に議論ができればと考えています。

Sincerely yours,
敬具

Naomiki Sato
佐藤直幹






Last updated  2016.08.01 07:09:06
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2016.07.22
カテゴリ:意識
人格が一つ一つ違うということ、そしてそれはそれを形成する言語にも影響を受けるということ等を鑑みると、言語のレベルで「記号」が「相違相似体」になったように、人間に一人一人の意識も、総位相似体であって、それがいつか将来、手塚のコスモゾーンのように、1つに融合する時が来るということなのだろうか。

我々は、「個性」を持っていることを、当たり前のように思ってはいないだろうか。自分に1つの人格しかないことに慣れすぎてはいないだろうか。

そして、「個性」が宿るということは、その媒体となる意識が「相違相似体」であることを指す。一種の「依り代(よりしろ)」なのではないかということだ。

今、意識を科学しようとしう人達は仏教に非常に注目している。それは確かにそうだと思うのだが、「依り代」信仰をもつ神道こそが、今後、意識の解明に大きな役割を果たすかもしれない。となると、日本人だけが理解できる科学ができてしまうのだろうか。それとも、将来は日本人の普通の感覚を世界中の人々が共有する時代が来るのだろうか。






Last updated  2016.07.22 22:31:01
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カテゴリ:意識
自分でも誰でも、1つの統合された意識、アイデンティティー、人格を持つっていうことは、一種の奇跡であるのだと思う。

ちょっと違う見方をすれば、自分の人格を変えることは、それほど難しいことではないということ。統合のメカニズムをちょっとずらすだけで十分だからだ。実際、人が変わったように、という表現はよく聞く。つまり、日々、人格改造をしている人達が実際にいるし、世界は、自己啓発セミナーであふれている。

人格というのは、非常に能動的なものである。つまり、この世界と、この世界の人間たちに対して、どう対処するかを決めるのが人格だからだ。でなければ、何に対しても全く無気力になるだろう。そして食事を取ることもなく、いずれは死を迎える。

自分の行動をどう決定するかが人格であるのだが、人間の場合、認知できる世界に対して反応しているだけではなく、自分で何をするかの選択肢が自分の頭の中に下りてくる。これをしたらとかの一種のインスピレーションが頭の中をよぎるのだ。これは、環境への反応ではない。

私の頭の中に時々折りてくる、あれをしよう、これをしようという具体的な行動は、どこの誰が考えて決めているのだろうかと考えることがある。例えば、何かを書き始めた時、まるで誰かが言葉を一つ一つ選んで自分に教えてくれているかのように、書き進める時がある。自分で自分に書かせているのか、それとも別の「何か」が書かせているのか。

本当は、意識があるということが重要ではなくて、1つのアイデンティティーや人格に統合できることが重要な気がする。ただ、これは私が意識を恒常的な「離散融合更新循環」による産物として考えていることによって生まれる発想だろう。

今の科学の世界では、人間の意識は、宇宙の意識とつながっているとか、そっちの方向に流れていっている学者達がいる。記憶科学が一般化すれば、この前の段階の意識の基本的な構造がはっきりするはずだ。宇宙の意識云々は、それから考えてもいいだろう。

支離滅裂な文章だが、取り敢えず投稿しておく。






Last updated  2016.07.22 21:49:41
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2016.07.19
カテゴリ:意識
Post-materialist Science(ポスト物質主義/脱物質主義科学)をネットで探してみても、日本語ではあまりヒットしなかった。

物質主義というのは、この世界は小さな単位に分割して語ることができるという還元主義とともに、欧米で発達してきた考え方である。

日本人も物質を確かに生産し消費している。そしてそれを使った科学もしている。しかし、日本人にとっても物質というのは欧米の人間とは全く違うのではないかと思う。

David Chalmers 氏の講演にも出てくる「Panpsychism(汎心論)」というのは、「八百万の神」を信仰している日本人にとってはとても馴染みが深いものだ。

私が記憶に着目したのは、日本人であることが大きいのではないかと思う。物や事に「心」が宿るという感覚が、物や事が「記憶」でできていると言う風に置き換わっただけなのかも知れない。







Last updated  2016.07.19 23:32:53
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カテゴリ:意識
「Consciousness」で検索してユーチューブの動画を色々と探しているのだが、「Post-materialist Science(ポスト物質主義/脱物質主義科学)」に関する動画があった。基本的には、人間の意識は、脳という物質にが宿っているのではないのではという考え方だ。

Is Consciousness More than the Brain? | Interview with Dr. Gary Schwartz

私も、脳にすべての記憶が宿っているとは考えにくいと思っている。幽霊が存在するのであれば、物質としての脳が滅んだ後も、個人個人の記憶が残るのはおかしいからだ。

とはいっても、今はオカルトの分野に足を突っ込むつもりはない。将来はどうなるか分からないが、もう少し物質主義の枠内で頑張ってみようと思う。

David Chalmers 氏の講演の一節に以下の言葉がある。

I'm a scientific materialist at heart. (私は、根っから物質主義者である。)

彼が、このようなことを言うのは、物質主義に何らかの疑問を持っているからか、周りの脱物質主義の雰囲気を感じているのかもしれない。

これも彼と私の共通点かもしれない。






Last updated  2016.07.19 23:33:16
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2016.07.15
カテゴリ:意識
記憶、自己同一性、進化などに関して、同じもの違った側面であるという認識は前々からあったが、David Chalmers 氏の講演を聞いてから、意識を含めて考えるようになった。

今、科学や哲学の世界で話題になっている人間の意識は、最終ではないと思うが記憶の進化形態である。つまり、記憶の形態として非常に複雑なメカニズムをもっていると言うことである。

David Chalmers 氏の話では、この意識という高次の概念を、そのまま物理の基本概念や汎心論に当てはめようとしている。これは、人間の側からすべてを理解しようとする人間中心主義であり、土台無理な話である。

私は、ここから脱するのに言語の理解から始めた。実際は、言語を理解しようと思ったら、意識の理解にもつながったとのであり、私の中では、一種「おまけ」であった。

意識というものは、始めからリトルバン(ビッグバンの太陽系版)で始まった記憶の進化の道の上にあるという見方をすれば、記憶の進化の道筋を逆行することなく、始めから順番に見ることができる。

記憶科学が提唱するのは、意識を記憶に置き換えて、論理展開の道筋をすべて逆にすることである。






Last updated  2016.07.19 23:34:03
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カテゴリ:意識
fractalemode さんからいただいたリンクで、大泉匡史氏の「意識の統合情報理論」のPDFをダウンロードして読んで見た。

読んだと言っても、数式が出てくる部分は、本当にざっと目を通すだけで、全体も斜め読みを下くらいである。

まず興味深かったのは、冒頭の部分で脳に損傷を負った患者と対峙する脳科学者の視点である。「意識の統合情報理論」の提唱者である、トノー二氏も脳科学者であるが、そういう視点がこの理論を生んだことがよく分かる。

ただ、この理論が「クオリア」という概念を使っていることは、いただけない。「クオリア」は、苦し紛れに学者たちが考えだしたものであり、何の根拠もない。何を持って「意識」があるかを定義するかが必要であるのであり、そのために「クオリア」を使うことになったのだろう。情報の統合ということに関しても、クオリアにおけるの統合と一致するようである。

情報の統合に関しておもしろい記述があった。以下、引用してみる(p909ーp910)。

「例えば、二人の人間(二つの脳)が話していることを考えよう。このとき、われわれの直感的には二人の人間の間に境界があって、二つの独立な意識が存在している思える。しかし、会話によって二人の人間の間に情報の統合が多少なりとも生まれているとすると、二人の人間を全体のシステムと考えた時の意識というものも存在してしまうのではないかというな発想にいたる。さらに考えていけば、国家という人間の集合体にも意識があることになってしまうのではないかなど、際限なく意識を持ち得るものの範囲が広がっていってしまう。」

記憶科学という視点では、これこそが、個人の記憶と集団の記憶という枠組みで語られるものであり、まったく違和感がないのだが、統合情報理論では扱えない事になってしまうらしい。

個人的には、このような形で理論を構築したことに敬意を表するが、それで何かがわかったという代物ではないと思う。これによって、脳に損傷を受けた患者さんたちに少しでも恩恵があるのであるとしたら、それは素晴らしいことだと思うが。









Last updated  2016.07.15 06:11:36
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2016.07.14
カテゴリ:意識
インターネット時代になって、著名な科学者の連絡先がネットの検索1つで分かる時代になった。私も今まで幾人かにメッセージを送ってきたのだが、きちんとした対話が確立出来たことは一度も無かった。

多くの場合、返事が来ない。無視されたか、メールが届いていないのだろう。返事が来る場合も、咬み合わない部分があって、それ以上前に進めない。博士論文の担当教官とのやりとりを思い出す。お互いの論点がずれているので永遠の平行線になった。私の方から強制終了させてもらった経緯がある。

今回、David Chalmers 氏の講演での問題提起は、私が構想中の記憶科学とシンクロする可能性が高い。折角、英語の全文の書き起こしが手に入ったので、それをたたき台に、どの点に関して、記憶科学が答えを見つけるためのヒントを提供できるかをまとめているところだ。

David Chalmers 氏にメッセージを送ったところで、返事が返ってくるかどうかは分からない。一番怖いのが彼が記憶科学を理解できないかもしれないということだ。そんなことを考えているうちに不安で頭がいっぱいになるのだが、私は結局、メッセージを書いて送ることになるだろう。私は悩みながらもつも必ず実行してきたから。それがうまく行かなかったら、また別の道を探せばいいだけである。

頑張れ。






Last updated  2016.07.19 23:35:00
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2016.07.13
カテゴリ:意識
David Chalmers 氏の講演からのネタをもうひとつ。

彼が講演の中で「her/世界でひとつの彼女」という映画について語る場面がある。私はこの映画のことをあまり知らなかったのだが、人工知能に恋をしてしまう男の話だ。

手塚治虫の「火の鳥 復活編」を読んでいれば、ロボットのチヒロに恋をしてしまうレオナの話を直ぐに思い出すだろう。映画を見てはいないので、どういう結末になるかは分からないが、フランスでも公開されているのでDVDを探して見てみようと思う。

人工知能は女性に設定してあり名前はサマンサ。声を担当しているのがスカーレット・ヨハンセン。彼女はしかし人工知能とかエイリアンの役が多い。アメリカ実写版の「ゴースト・イン・ザ・シェル」の草薙素子の役もするそうだから、こういう役は彼女の十八番なのだろう。

日本語吹き替え版では、ヱヴァンゲリヲンの綾波レイ役の林原めぐみさんがやっているとのこと。ちょっとでもいいから吹き替え版を聞いてみたい衝動にかられる。






Last updated  2016.07.19 23:35:23
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