久里風のホームページ

私のアマチュア無線

アマチュア無線、通称 "ハム" と呼ばれている。私が興味を抱いたのは、もうかれこれ20年以上前になる。その当時会社で技術系の部署にいて同僚から「おもしろいよ。始めたら」と勧められた。

アマチュア無線と言うのは業務で使用する無線ではなく、文字通りアマチュアの人に対して割り当てられている電波帯域で「如何に電波を効率よく遠くへ飛ばすか」を楽しむ趣味の世界である。

これを本格的に始めるには電波の知識、アンテナの知識、電波送信の規則等勉強して国家資格を取得しなければならない。半年近く勉強しただろうか。その当時、年何回もない試験を晴海 (昔の国際展示場そば) の会場で受験し合格することができた。入社以来、外部の試験など受けたことがなかったし、国家試験合格ということでこの時は猛烈に嬉しかった。

無線の資格には電話級と電信級がある。電話級は音声を送受信する。電信級はトン・ツーのモールス信号で送受信するものである。私が取得したのは、初級アマチュア無線-電話級である。(今はアマチュア無線4級というらしい)

無線機には遠く海外までも交信できるHF機とか、近中距離用VHF/UHF機などいろいろあるが、私は主にVHF/UHF機を手がけてきている。遠距離用のHF機は最初のころ試してみたが、装備が高価になることと操作が面倒なのでもう手元にはない。

昨今、携帯電話が普及してからいつでもどこでも、無線機のように交信できるようになったが、つい夢中になり油断すると30分、1時間と長電話してしまう。これに対して無線は、何時間交信しても送受信料は無料である。しかしながら無線は一対一の交信とはいっても、無線機を持っている他の人に話の内容が筒抜けになる等一長一短がある。

最近は、アマチュア無線以外にも、ブログなどやりたいことがたくさんあり、めったに無線機をOnにすることはなくなってしまった。さびしいものだ。でもブログもお互いに交信を楽しむという共通点がありこれもまた同じように愉しい。

HF : High Frequency
VHF: Very High Frequency
UHF: Ultrahigh Frequency

2005-04-26 の日記


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