2007/10/11(木)08:38
何の数字だと思いますか?
日本人2%
オーストラリア人11%
カナダ人9%
アメリカ人6%
さて、この数字は何の数字だと思いますか?
大前研一氏による、運用によって得るリターンの率だそうです。
ともかく貯蓄をすることを美徳とし、リスクをとることを避ける日本人
の特質がそのままでているようですが、これらの数字が一時的なもので
はなく、毎年続くものだから恐ろしいですね。
たとえば、ここに100万円のお金があったとしましょう。
この100万円を10年間かけて運用したらどれだけのお金になるのでしょう
か?
2%の日本人の場合 : 1,218,994円
11%のオーストラリア人の場合 : 2,593,742円
1年間の運用では8万円の差でも、10年の複利効果を考えると、これだけ
の差が出てしまいます。
日本人の所得はとても高く、豊かな暮らしをしているようにみえますが、
高い収入を得て物価の高い日本で消費しているだけで、資産が増えてい
るわけではないんですね。
漠然とわかっていることではあるのですが、あらためて数字の差=意識
の差を見せつけられるとちょっとショックです。
※プレジデント「お金の新常識60」より
資産10%というのは結構大変ですよ。
投資している株式や投資信託の利回りが10%であったとしても、その
他の普通預金なども含めた資産の合計を10%にしようと思うと、簡単
ではないですね。