風をあつめて。

ただ、立つ。
まっすぐな軸と、流れる体のために。

少林拳の基本姿勢。と、映画にあった。印象に残った。


劇中、ワンマンプレイに突っ走る主人公に対し、
チームメイトが言い放ったセリフ。

「誰も信じていないから、誰にもパスしない」

それを受けた主人公のセリフ。
「私はチームプレイがよくわからない」

チームワーク。実は私もよくわかっていない。
だから集団行動が下手。なので、思わず共感。
そしたらこのセリフ。

「ボールを通してコミュニケーションするんだよ」
「ボールを通して勝つという責任を共有するんだよ」

「だから、チームでワーク」

そうか、そういうことなのかと。
腑に落ちてきて、思わず泣いた。


あと、「家」ね。

「すなおに“ただいま”と帰ってこれるところ」

これにも泣いた。
なんで泣いたかは放っておいてくれ。


納得いかないストーリィ展開もあるが、たぶんわざと。
Ｂ級映画マニアを輩出した昔懐かし少林寺拳法モノへの
オマージュあるいはリスペクトとしての「わざと」。

ミンミン役を演じてたキティ・チャン、かわいい♪