日本の国民生活と税制と経済の話で御座います^^;
うん。やっぱりね。新しい場所で始めるわけですから、最初から話をしていくべきですよねぇ^^と言うわけで。前回は主に日本の消費税が悪魔の税金である。と言う話だったわけですが。しかしまあ、改めて考えても本当に酷いの一言だと思います。いや、もちろんね。消費税と言う税金それ自体が必ずしも悪いわけじゃないんですよ?^^;別に消費税があるって私達日本だけ。と言う話では無いんです。他国にも消費税はある。ただし。他国の場合には非課税項目と言うか。物品の種類によって税率が異なります。それは例えば食料品とか。日用品とか。生活必需品については無税。その代わりに嗜好品。贅沢品に対しては割高の税率になる。・・・とかね^^;前回にも書いたように、ちゃんと『所得格差』を考慮した上で。その上で消費税が設置されているわけなので、日本ほど問題じゃないんです^^でも、これがね。なぜか日本の場合だけ全てが同じ。あらゆる物品に対して一律の税金となっているわけなんです。その結果として血も涙もない。情け容赦ない悪魔の税金になってしまったんです。それでまあ、その点については軽減税率で是正された。と、そのような主張があるわけなんですが・・・まったく是正されていないんですっ!いや、もうコレもね。相当に酷い話なんですけどね^^;皆々様も御存知のように、今回の消費税10%への引き上げにおいて。確かに軽減税率は導入されました。物品の内容によって税率が変化する。と言う基本的な要素は組み込まれました。しかしながら。その実態は単なる据え置き。現状維持でしかない。と言う事です。うん。あの私もさ。最初に軽減税率と言う言葉を聞いて喜んでいたんです^^ああ。これで国民の税負担は減るんだな。日本の悪魔のような消費税も普通の消費税に変わるんだな。と、そんな風に率直に私は大賛成していたんです。ところが、です。実際に内容を聞いてみたら単なる据え置き。8%を維持するだけ。軽減税率により10%には引き上げません。これで国民の負担は減ります。と、そんな事を大真面目な顔で政府与党が主張してくるわけです。もうね。ガッカリですっ!・・・うん^^;てっきり私は税率が下がるものだ。と、先に述べたように食料品。日用品。生活必需品は非課税になるものだ。と、日本国民の負担が減るんだろうな。少しは国民生活が楽になるんだろうなぁ。と、そのように考えていたと言うのに・・・何にも変わらない。いえ、結局は軽減税率の適用外の物品で増税されているわけですから。日本国民の負担は増えているんです。何一つ減ってなどいないんですっ!こんな悪質なウソを・・・よくぞ主張出来たものです!恥知らずにも程があります。同じ日本人として。同じ人間として信じられません。もう本当にさ。こんな事が許されるのだろうか。・・・です。まっ。こんなところで私一人が怒っても仕方ないんですけどね^^;でまあ、ここまでが日本国民の国民生活の話なわけですが。次に税金。税制としての話をしたいと思います。これまた前回に書いたようにね。そもそもの話として、日本の消費税は税金としても間違っています。何度も言いますが資本主義。自由主義経済においては所得格差が大前提。お金持ちと貧乏人の差がある事が大前提なわけであって。その点を考慮した上で政策は立案されるべきであり、税制政策も例外ではありません。そして、それを前提として考えれば必ずや『累進課税』を中心とするべきなんです。ちなみに累進課税と言うのは所得税や法人税の事です。元々日本と言うのは、これらの税金を中心としていたわけであって。その意味では極めて健全に税制政策は実行されていた・・・はずなんです。ですが、このような所得税や法人税などの累進課税は減税が続いております。お金持ちに重く。貧乏人に軽いはずの税金がドンドン少なくなっているんです。これに対して。悪魔の税金だ。と私が批判する日本の消費税は逆に増税が続いております。お金持ちに軽く。貧乏人に重いはずの税金がドンドン多くなっています。ただでさえ貧乏人。低所得者の貧困層が困窮している状態だと言うのに。お金持ちの富裕層は負担が軽減され、今まで以上に裕福となっていくわけです。こんな状態が続いたらさ。そりゃあ日本だって滅びるよね。・・・と言う話です。前回にも書きましたけどね。今の日本では、凄まじいまでに貧富の差が拡大し続けているわけなんです。もうお金持ちと貧乏人と表現出来ないレベル。本当の本当に『貴族と奴隷』みたいな状態になっているんです。こんな不平等で理不尽極まりない事をやっていたら日本が滅びます。言うまでも無い事ですが税制。財政を司るのは財務省です。よって、これら全ての責任は財務省にあります。財務省には即時において是正して頂きたいと思います。・・・まっ。それが出来たら苦労はしないんですけれどね。ホントにさ^^;さて。ついでに経済の話もしておきましょう。ただまあ、私は経済全般が苦手ですのでね。どうにも間違っているかも知れませんが御容赦下さいませ^^;先の消費税増税を、経済的な観点から論じる事につきましてはね。高橋洋一さんや上念司さんのような、抜群の経済評論家の方々がおられますので。ぶっちゃけ。その方々の話を聞いて下さい。と私も思うわけなんですが^^;一応。それでも私なりの意見を書かせて頂きますと、ですねぇ。日本が所属する自由主義経済圏におきましては。経済状況と言うのは、不規則に変化し続ける事が当たり前なんです。なぜか?簡単です。誰もが好き勝手に。自由に経済活動をしているからです^^;そんなわけだから、常に経済状況は変化し続けるわけで。時として経済の動きが物凄く激しくなったり。逆に経済が物凄く静かになったりします。それが世間一般でインフレ状態であったり、デフレ状態と呼ばれるわけなんです。これまた物凄く基本的な話をしますとね。インフレやデフレと言うのは基本的に貨幣価値が変化する事です。「貨幣の価値って上がったり下がったりするのか?」うん。上がったり下がったりするんです^^;自由主義経済では常に経済状況が変化するように、貨幣の価値も一定ではありません。そして、価値が上がったり下がったりする原因は需要と供給の関係です。簡単に言えば多いものは安くて、少ないものは高い。と言う話ですね^^;経済市場において流通する通貨が多いと、通貨の価値は下がります。逆に流通する通貨が少ないと通貨の価値は上がります。要するに。財布の中身が多かったら買い物しよう。とか思うでしょう?逆に財布の中身が少なかったら節約しよう。とか思うでしょう?^^;このような動きによって経済市場の通貨供給量は変化して。それによって経済全体の動きが積極的になったり、消極的になったりします。その積極的になるのがインフレであり、消極的になるのがデフレなわけです。と言うわけで。自由主義経済ではインフレにもデフレにもなります。どっちが悪い。と言う話ではありません。常に変化するのが当たり前だからです^^;もし悪い事があるとすれば、それはどちらかに偏り過ぎる事です。インフレに偏り過ぎて経済活動が積極的になり過ぎると、暴走した過熱状態になるし。デフレに偏り過ぎて経済活動が消極的になり過ぎると、停滞した冷却状態になる。どちらでも経済的な混乱が発生する大問題です。よって。インフレに偏り過ぎた。となればデフレ政策を実行して経済を冷やす。具体的に言えば緊縮的な財政出動と増税政策を実行する。デフレに偏り過ぎた。となればインフレ政策を実行して経済を温める。具体的に言えば積極的な財政主導と減税政策を実行する。これが経済戦略の基本方針であり、これは万国共通で御座います。うん^^;それなのに、です。日本の経済戦略は明らかにおかしい。なぜかと言うとデフレ状態にもかかわらず、デフレ政策が実行されているからです。お察しのとおり。それが先の消費税増税を含む財務省主導の緊縮増税路線となるわけであり。これが何十年間も継続しているのが私達の日本です。おかげで日本経済は停滞しているどころか。凍り付いておりますToT今しがた述べたように。自由主義経済では経済状況は常に変化し続けるものです。よって必然的に変化に応じて経済戦略も変わるのが普通です。何十年間と同じ経済戦略を実行し続ける事なんて・・・あり得ないんです。まるで自分で自分の首を絞めるような。そのような物凄い愚かな事を実行している。としか表現出来ないわけです。そんなわけで、経済的な観点から考えればね。まったくもって理解不能な事を日本の財務省は実行してきたわけであり。この点について頭を抱えなかった経済人。経済学者。経済評論家はいないと思います。・・・もし悩んだ事が無い経済人がいるとすれば、何にも考えていない人か^^;もしくは財務省の意向を喋るだけの操り人形か。そのどっちかだと思います。それでまあ、んー。ここまでにしておきましょうか。いやはや^^;それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^