2007/12/06(木)13:38
原油高騰! 脱・石油に向けて
先週 金曜日の夜、会社帰りの私の目には、あちこちのガソリンスタンドにできる長蛇の列が映りました 。
翌日、土曜日から
ハイオクは163円、レギュラーは157円 。
・・・この表示を見て、何を思いましたか?
私はこれまで、東京に住んで自家用車も持たず、ロハスにもはまっていない頃、
ガソリンの高騰に関して何も感じずに来ました。
多少、輸入商品や日用雑貨の値段が上がっても、その内落ち着くだろう・・・くらいでした。
でも、今回は違います。
結婚し、物価の高騰が気になります。
・・・でもそれだけじゃない。
自家用車無しの生活では成り立たぬ地に嫁いで、
ガソリンの高騰を肌で感じるようになった。
・・・でもそれだけじゃない。
ロハスライフを考えるようになって、
日本の、いや世界の、石油依存の社会を肌で感じるようになりました。
それは、単に家計を圧迫する日用品の価格高騰というだけでなく、
未来にわたっての暮らしそのものを揺らぐであろう、
現在の石油依存社会、そのものに恐怖を感じました 。
京都新聞 知ってナットク「原油高騰」
1970年代のオイルショック以来、日本は地道に省エネ政策をとってきました。
素材の見直し、工業の現場での見直し、製品製造過程での見直しなどなど。
先進国としては、最も熱心な省エネ国であることも事実です。
しかし、いくらがんばってみても、ご存知の通り、自給自足率の低い日本では、
和食の原料でさえ、外国産というのが現状です。
大きいところでは、食品その他の輸入。
小さいところでは、地産地消(地元で作ったものを地元で消費する)を
無視した消費生活。
これらによってだけでも、輸送(トラック、航空機、貨物船)エネルギーとして石油が使われます。
その石油が高騰すれば、もちろん輸入で入ってくるものや、国内であっても、遠くから運ばれてくるものは価格が上昇します。
ましてや、石油が枯渇したら?
エネルギーの1つである石油の高騰が、あちこちに影響する社会って怖くありませんか?
地元でとれたものを、トラックなど使わずとも地元の人が自転車で買いにくる。
和食の原料くらいは、国内で生産できる。
そんな国になるといいのに・・・と願わずにはいられません。
NGO Bund Interview
東大名誉教授 石井吉徳「もったいないで脱消費生活をめざそう」
「日本国民の自給自足生活」を公約に上げる議員が出てきてもいいんじゃないか?と思うんですが・・・ 。
「もったいない」を合言葉に、使い捨て、消費しまくりの生活を見直そう。
石油由来の界面活性剤入りの製品(食品・日用品)を使わないようにしよう。
地産地消を目指して、地元産の農作物を買おう。
輸入品に頼らない生活を実践し、社会の問題点を考えてみよう。
石油の消費を抑える生活。イメージしてみよう 。
でもね、やっぱりピンチはチャンスなんですよ!
恐ろしい勢いで上がっていくガソリン価格を目にして、
いままで地球環境を考えなかった人も、考え始めるかもしれない 。
ここまで、生活に密接した影響を感じて、
初めて、本気の 斬新な生活アイデアが浮かんでくるのも事実です。
人は追い込まれないと、行動しない生き物ですから
原油高騰は、地球にとっては またとないチャンスなのかもしれません。
みんなで、やるべきこと考えていきましょう。
こうしたことを、周囲の人と話題に上げていきましょう。
みなさん、今日も笑顔溢れる 快適な一日を
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