カテゴリ:食生活
「いただきます」を言わない子が増えているという。
給食の時間、「いただきますと言いなさい」と注意する教師に、 保護者から 「お金を払っている給食に“いただきます”なんて言わなくてもいいでしょう!」 とクレームが来るという。 まさに、モンスターペアレントだよなぁ・・・。 私としては信じられない思いです。 「いただきます」 これは、「命を頂く」ということ。 「いただきます」 これは、作り手や生産者の「努力を頂く」ということ。 私は昔、お肉が食べられない子でした。 ひき肉は食べるのに、固まり肉が食べられない。 そんな時、当時の担任の先生は「お肉の食べられない人~」と手を上げさせ、 「牛さんや豚さんは、みんなに食べられるために死んでくれている」 という話をされました。 ショッキングでしたね。小学校低学年の自分には。 でもそこで、 「じゃあ私は菜食主義になる。残酷なことはできない。」という 選択肢は全く浮かばなかった。 素直に、明確に、 「残さず食べることが自分の責任だ。」と 感じたのを、覚えています。 今考えると不思議な気もしますが、それは家庭でも親がさり気なく そのことに気づかせていてくれたからだと思います。 言葉にしなくても、インスタント食品などは使わず、 例えば魚なら、1匹丸のままの姿からさばく。 当然、食卓に並ぶまでに、お手伝いする私の目には、 魚の目が自分を凝視しているように見え、 その体から血が溢れるのが映るわけです。 これがいかに大切なことだったか。。。 生きて歩いている牛や豚。 水や肥料や日差しを浴びて生きている植物。 これらの命を頂いているのです。 毎日、食物を食べている人が、 残酷だからそんな話はしないで。 というのは、話が違いますよね。 子どもだけでなく、大人も同じです。 上から逆さにぶら下げられ、首を切られ、羽や毛をむしられ、 食卓に並ぶ鶏肉の、その過程を考えずして、 食の大切さ、食から学ぶことができるでしょか? 残酷なんです、人間は。 食物連鎖の頂点に立つ人間を否定はしません。 私もおいしいお肉やお魚や野菜を食べたいし、食べているし。 人間だからこそ守らなければいけないことがある。 他の命を頂くのだから、守らなければいけないことがある。 こうしたことを教えるのが、「食育」ではないですかね? 生きているときの姿が見えないものが氾濫しています。 インスタント食品やレトルト食品。 魚も切り身で売られ、お肉も同様です。 水族館で泳いでる魚でもいい、牧草で草食む牛でもいい。 あれらの命を食している。 その自覚、あるのとないのじゃ、人間形成にも違いがでると思います。 「ロハス」とは、 Lifestyle of health and sustainabilityという英語の略。 「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」の意。 アメリカ生れの造語です。 ロハスなライフスタイルとは、 「安ければいい」 「効率がよければいい」 という従来型の選択基準とは異なり、 「それは、自分や他人のカラダに悪い影響を与えないものか?」 「それは、地球環境にとってマイナスにならないものか?」 をまず考え、それによって消費や行動を選択していくものです。 そもそも、「健康」と「地球環境」は切り離せないもの。 自分と他の生命体が暮らす「地球」がボロボロで 自分だけ健康なんて、あり得ないですもんね。 みなさん、今日も笑顔溢れる 快適な一日を 更新しています ロハスライフ 季節のオススメ ↓ 応援のクリックをお願いしますm(__)m!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食生活] カテゴリの最新記事
小学生の頃の思い出です。
ある日学校の前にひよこ売りが来てたので、帰りに買って帰りました。それを一生懸命育てていたのです。ひよこから立派にとさかが生え、羽毛も黄色から白に生え変わり立派な鶏になりました。えさをあげようとするとすねをつっつくいたずら者でした。 そしてある日、晩ご飯が鶏のすき焼きだったのです。いつもと違って歯ごたえのあるお肉でした。それが実はおじいちゃんが絞めた鶏くんでした。。。 ありがたく”頂いた”記憶があります。 僕もうすうす鶏は食用と思って育てていたので感謝して食べました。でも衝撃的でした!! (2008.01.25 14:27:39)
わたしも~。
昔、おばあちゃんが庭でにわとりをさばいているのを見てました(;_; そして先日、鍋で生きたままの伊勢エビを2匹水から茹でたんだけど、 わたしと目が合ってしまって、なんともかわいそうでした。 ペットが亡くなることにも何度も立ち合ってきたけど 命の尊さはきっと大人が子どもたちに伝えていかなくてはいけないことなんでしょうね。 お話変わりますが~。 はじめてのNEWボール!! 楽しみですね! ティーショット打つときの気分がぜんぜん違います。 明日はラウンドなのですが、1個だけ持っていこっかな。 cloverさんのところも、寒そうですねー(((>_<))) (2008.01.25 21:03:56)
生きてるんじゃなくいろんな命に生かされているんですよね。
人としての道の中において食育は重要なファクターなような気がします。 (2008.01.25 23:40:47)
>僕もうすうす鶏は食用と思って育てていたので感謝して食べました。でも衝撃的でした!!
----- 小さい頃に一度でもそうした経験があると、一生「命を頂く」という思いは消えないでしょうね。 いまの子どもたちにも、そこまで衝撃的な体験でなくても、きちんと同じような理解ができる体験をさせたいものです。 言葉だけでも、常日頃からオトナが伝えれば、記憶にしっかりと残ることでしょうから。 オトナの責任、考えていきたいなぁと思っています。 (2008.01.28 09:45:29)
>命の尊さはきっと大人が子どもたちに伝えていかなくてはいけないことなんでしょうね。
----- 本当に。オトナが意識して伝えていくように努力したいですね。私も子どもができたり、他人の子でも機会があればそうしたこと伝えたいと思います。 >お話変わりますが~。 >はじめてのNEWボール!! 楽しみですね! >ティーショット打つときの気分がぜんぜん違います。 ----- 本当に楽しみです!早く温かくなってほしい! ラウンドどうでしたか?後で遊びに行きま~す! (2008.01.28 09:49:47)
>生きてるんじゃなくいろんな命に生かされているんですよね。
>人としての道の中において食育は重要なファクターなような気がします。 ----- まさにその通りだと思います。「食」から学ぶことは多いですよね。最近の学校教育は、家庭科の時間が減りがちだと聞きます。なによりの道徳教育にもなると思うので、見直しもしてほしいですね~。 首の具合いかがですか?くれぐれもお大事に! (2008.01.28 09:51:14) |
|