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クローバースカイの北欧ビンテージブログ

2020年04月02日
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カテゴリ:北欧雑貨

こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。

本日は現在ショールームに集結している雑貨の様子をご案内いたします。

<ロイヤルコペンハーゲン>

Omann Junのサイドボード上に集まっているのはロイヤルコペンハーゲンのヴィンテージたちです。

<ニールス・トーソンなど>


デンマークの名窯ロイヤルコペンハーゲンは長い歴史の中で何度かの合併を経験しています。1958年はAlminiaと合併し、低温で焼成する「ファイアンス」手法を導入しました。

この機会に新たなデザインチームを創設し、ディレクターとして腕をふるったのがニールス・トーソンです。

作られたデザインチームは二つ。

・学校を卒業したばかりの若手女性デザイナー6名から成る「TENERA」。

・ニールス・トーソン自身がデザイナーを務めた、男性3名からなる「BACA」。

それぞれに異なった個性を持ちながら、半世紀を経ても古さを感じさせない完成度。チームをまとめ上げたニールス・トーソンの手腕はさすがというべきでしょう。

<エレン・マルマーなど>



「BACA」シリーズのデザイナーでもあるエレン・マルマーは「SIENA」と呼ばれるシリーズでも知られています。ともに黄色と茶色を主体とした、大地の力強さと優しさを表現する作品は日本人の感性に訴えかけるものがあります。

<角皿など>


美しいデザインの角皿や灰皿の多くは、元々灰皿として考案されました。しかし時代が経ち、パイプや葉巻をはじめとする喫煙の需要が下がるとともに、装飾品としての価値に重きが置かれるようになりました。

そのまま置いても良いですし、スタンドで飾っても映えるため衰えぬ人気を誇ります。

*ロイヤルコペンハーゲンのページはこちら


<SOHOLM>


スーホルムはデンマークのボノホルム(ボーンホルム)島で1996年まで存在した窯です。釉薬による艶と複雑な色彩、特に深いブルーは見とれるような美しさです。

多くの名作を残したデザイナーにマリア・フィリッピとエイナー・ヨハンセンが挙げられます。

<マリア・フィリッピとエイナー・ヨハンセン>


この二人のデザイナーが、同じようなモチーフをどのように解釈したのかを比べてみましょう。

スーホルムの特徴のひとつに挙げられる「鱗のような模様」、左のマリア・フィリッピは細く鋭く、赤茶色の下地に鮮やかなブルーをかぶせて表現しています。

右のエイナー・ヨハンセンは大きめの三角形でパターンを作成し、同じく赤茶色の下地にやや薄めのブルーと、マットな部分を組み合わせて表現しています。

<丸のモチーフ>


こちらは渦巻き模様(?)をモチーフにした作品です。左はエイナー・ヨハンセンで薄めのブルー、マットな部分と鱗の時と同じ特徴を備えているのが分かります。右のマリア・フィリッピは鮮やかなブルーを控え、白に近い水色で下地を覆っています。

細かな違いはありますが、並べてみると同じ窯の作品だけあって落ち着いた統一感があります。

<同じボーンホルム島の窯より>



スーホルムと同じボノホルム(ボーンホルム)島の名窯「ミハエルアンダーセン&サン」より。同社の伝統的な手法は「貫入」と呼ばれる細かなひび割れを表面にあしらうもので、左側の花瓶にはその特徴がよく見られます。

対して右側の花瓶には「貫入」が見られず、先に紹介したスーホルムの「エイナー・ヨハンセン」に近い特徴を見ることができます。ひょっとすると両者の間に交流があり、良い影響を受けたデザイナーが形にしたものかも、など考えると一味違った見方になります。

*スーホルムなどの陶器はこちら


これから花の季節を迎えるにあたり、両者が引き立つ花瓶などの陶磁器をその背景・歴史とともにお部屋の一部に加えて見られるのはいかがでしょうか。

担当 大島​​







Last updated  2020年04月02日 13時18分07秒
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