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Bacchus Antiques

Bacchus Antiques

スペイサイドのモルト 2

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■■■ スペイサイド地方のシングル・モルト 2 ■■■
アンノック12年 40度 700ml
AN CNOC(アン・ノック) 12y 40° 700ml
この蒸留所の創業は1894年で、元々はヘイグに原酒を供給する為に建てられた。1983年に閉鎖されてしまったが、インバー・ハウスによって1990年頃に買収され、規模は小さいながらオフィシャル・ボトルも発売され始めた。AN CNOCとはゲール語で”丘”を意味する。色はモルトの中では薄く、プリズム・ゴールド。ハーブやフルーツの香りがして、飲み口はライトでスムース。親しみやすく飲みやすい。小さいながらもこんなにも美味しいモルトを供給するAN CNOCを、これからも飲んでいきたい。
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S クラガンモア 12年  40°(750ml) (正規) ※グラス付
CRAGGANMORE(クラガンモア) 12y 40° 750ml 正規品 ※グラス付
1869年に創業されたこの蒸留所は、スペイ川沿いの高台の窪地に、隠れるようにして建っている。蒸留所付近の湧水は比較的硬水で、スチルは上部が平らな、非常に珍しい形をしている。設備も生産方法も、殆ど創業当時のままを維持している。オールド・パーの、原酒の1つでもある。香りはとても複雑で、ハーブや刈ったい草など、豊かな芳香でデリケート。芯が1本通った感じの味だが、スムースでもある。余韻もいつまでも続き、非常に完成度の高いモルト。ウィスキーに慣れてきた方は、是非とも試して頂きたい。私は中毒になるくらい、惚れ込んでます(笑)  今回は、テイスティングにも使われるグラスが、1脚サービスされています。
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デュワー・ラトレー/クレイゲラヒ15年(1989) !
CRAIGELLACHI(デュワー・ラトレー/クレイゲラキ) 15y(1989) 54.2° 700ml
1891年創業の蒸留所で、元々はホワイトホースのキー・モルトとして供給してきた。その為、シングル・モルトとして世の中に顔を出すのは、非常に少ない。今回のモルトもそれに漏れず、315本がリリースされただけ。その深い味わい、豊かな香りはウィスキー・ファンを魅了している。UDから花と動物シリーズが出ていたが、殆ど見かけない。
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ダルユーイン16年 【Dailuaine】
DAILUAINE(ダルユーイン) 16y 43° 700ml
この蒸留所は1852年に建てられ、その後何回か建替えられている。ベンリネス山とスペイ川の間のキャロン村に、この蒸留所はある。DAILUAINEとはゲール語で、”緑の谷間”を意味していて、立地環境をそのまま表している。ダルウーアインとか、ダルユーインと呼ばれる。長い間、ジョニー・ウォーカーに原酒を供給してきたが、1990年代前半から、花と動物シリーズやカスク・ストレングスをリリースしてきた。それでも流通量は少ないほうで、値段も少し高め。色は驚くほど濃く、赤茶けている。麦芽や木の皮の風味が豊かで、しっかりしたボディーにスムースな飲み口。バランスが良いシングル・モルトと言える。アフターも長く、暖かくて心地よい。
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ダルウィニー 15年 750ml 43度
DALWHINNIE(ダルウィニー) 15y 43° 750ml
1897年に創業したこの蒸留所は、ストラススペイと呼ばれていた。DALWHINNIEとはゲール語で、”集会所”を意味する。標高326mのところにあるこの蒸留所は、スコットランドで最も高い場所にあると箱に記載されている。そのせいか気象観測もしていて、毎日気象庁に観測データを送っている。その仕事は、蒸留所マネージャーの日課になっている。蒸留所の背景にはグランピアン山系が迫り、冬になると積雪が数mにも及ぶ。仕込み水には、その山からの雪解け水を利用している。ピート香はあまり感じられず、非常にアロマティック。飲み口もスムースで、刈った草や麦芽の風味が押し寄せてくる。余韻は幾重もの要素が、長く続いている。ウィスキーを飲み慣れている方には、大人しくて物足りないかと思うが、たまにはこんな優しいテイストを味わってみては如何でしょう?軽く飲みたい時があるので、必ず1本は置くようにしいる。
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ドラムギッシュ 40度 700ml
DRUMGUISH(ドラムギッシュ) 40° 700ml
スコットランドにおける最新の蒸留所の一つで、1991年に最初のスピリッツを生産した。現在は、より熟成した熟成したウィスキーを生産中なので、これからが楽しみである。濃い金色をしていて、フルーツやジャスミンの香りがする。クラシックな感じのウィスキーを連想させるが、飲みやすい。干草の味もする。余韻が短いのは、熟成が短いから致し方ないと思う。
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ダフタウン15年・UD・700ml・43度
DUFFTOWN(UD ダフタウン) 15y 43° 700ml
蒸留所は、フィディック川とダラン川が合流して、スペイ川に向かう所に位置する。ファイフ伯、ジェームズ・ダフが1817年に、石造りの建物の並ぶ小さな街、ダフタウンを作った。地元では、”ダフトン”と発音される。この蒸留所のモルトの殆どは、ベルのブレンド用に回されてしまう。ドライで麦芽の要素を感じさせ、ライトな飲み口。
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グレン・デヴェロン10年 [1994] 40度 700ml
GLEN DEVERON(グレン・デヴェロン) 10y 40° 700ml
この蒸留所の創業は1960年代と、比較的新しい。デヴェロン川の峡谷が海に達したところの、海岸近くに位置する。このウィスキーはその殆どが、ローソンのブレンド用に使われてきた。色は深い黄金色で、切ったばかりの木の香りがする。ちょっとミルキーな感じで、変わっている。アフターはピーンとしている。
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グレンエルギン12年
GLEN ELGIN(グレン・エルギン) 12y 43° 700ml
この蒸留所は1900年創業と、スペイサイド地方としては比較的新しい。著名な建築家、チャールズ・ドイグがこの蒸留所を設計した。長らくホワイト・ホースのブレンド用として、ウィスキーを生産してきた。その為かオフィシャル・ボトルは、”ヒドゥン・モルト(隠されたモルト)”とも言われている。蒸留所自体は、隠されていないのだが。フルーティーで僅かにコーヒーの香りがする。フレッシュで花のようで、生姜のような味わい。ドライでスパイシーな感じが、余韻として残る。
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グレングラント10年
GLEN GRANT(グレングラント) 10y 40° 700ml
この蒸留所は、ジョン・グラントとジェイムズ・グラント兄弟によって、1840年に創業された。その品質ゆえ、創業当時から急速に評判を広めてきた。シングル・モルトという飲み物が、ハイランド地方意外では殆ど知られていなかった時代、このモルトはグラスゴーからイタリアのジェノヴァのバーで出される、唯一のシング・ルモルトだった。5年熟成の随分と若いのがあるが、イタリアで人気を博している。熟成年数が表示されていないものは、英国内における主力品で、10年以下のモルトが使用されている。GLEN GRANTは1977年以来、シーバスに所有されていて、長らくシーバスのブレンド用にモルトを供給してきた。その品質は、ブレンダーの間で高く評価されていて、最近になってGLEN GRANTとして、ボトリングされるようになった。色は濃い黄金色をしている。全体的にフルーティーでライト&スムースで、とても飲みやすい。値段も安いから、気楽に飲めるシングル・モルト。個人的に好きですね。
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