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Bacchus Antiques

Bacchus Antiques

スペイサイドのモルト 3

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■■■ スペイサイド地方のシングル・モルト 3 ■■■
グレンキース10年 43度 700ml
GLEN KEITH(グレン・キース) 10y 43° 700ml
GLEN KEITH蒸留所は、1957年から1960年にかけて製粉所の跡地に建設された。当時はパスポートという、ブレンデッド・ウィスキーの主要原酒に使われていた。この蒸留所は、スコットランドで最初のガス焚のスチルを所有している。また製造工程に、いち早くコンピューター制御を取り入れた蒸留所としても、有名である。フルーティーで生姜や、木をかんなで削った時の香りがする。瑞々しい。少し甘口で、余韻はジワジワと広がっていく。美味しいと言ってくれる人、よく耳にします。ここ数年見掛けなかったが、久し振りに顔を出してきました☆ボトルの形は、シングル・モルトとしては珍しいですね。
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グレンマレイ 12年 700ml 40度
GLEN MORAY(グレン・マレイ) 12y 40° 700ml
熟成の最後をワイン樽で行う事(ワイン・フィニッシュ)へのこだわりを持つ、異彩を放つ蒸留所。元はビール醸造所だったのを、1897年に蒸留所に変えられ、1958年には拡張された。設備は丁寧にメンテナンスされている。場所はエルギンを離れて近くの、ロッシー川に近い沼地にある。このモルトは、Chenin Blanc(シュナン・ブラン)という白ワイン用の熟成に使われた樽で、最後の熟成をさせている。Chenin Blancは、フランスでよく使われるブドウ品種の一つで、洋ナシや桃の香りのする辛口のワインになる事が多い。そのせいか、このモルトもその様なニュアンスに、ナッツィーな感じがプラスされている。魅力的でないと評価する人もいるが、個人的に面白いシングル・モルトだと思う。
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グレンスペイ 12年 700ml 43度
GLEN SPEY(グレン・スペイ) 12y 43° 700ml
創業は1880年代に遡り、ローゼスという場所にある。このウィスキーの殆どは、ロンドンにあるウィスキー商のハウス・ブレンドとして使われてしまう。その商社はジャスティーニ&ブルックスで、ハウス・ブレンドはJ&Bである。2002年に花と動物シリーズとしてボトリングされたが、いまだ流通量は少なく、その為どうしても高価になってしまう。フレッシュでスパイシーで、ちょっと甘い感じ。シリアルっぽさも併せ持ち、余韻は徐々に広がる感じ。ウィスキーの素質は良いので、もっと流通して欲しい。
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グレンアラヒOLD&RARE1971・31・53.8ド
GLENALLACHIE(グレンアラヒ) 1971 53.8°
この蒸留所は1967年に、マッキンレーにウィスキーを供給するために建てられた。1980年代後半、一時操業を停止したが、すぐにキャンベル・ディスティラーズに買収されて生産を再開した。
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グレンドロナック12年・40度・700ml
GLENDRONACH(グレンドロナック) 12y 40° 700ml
2002年に6年間の休止を経て、創業を再開した。蒸留所の近くには、肥沃な大麦の生産地があり、立地条件は素晴らしい。ドロナック・バーンという渓谷に、ひっそりと佇んでいる。つい最近まで石炭を使って、スチルを加熱していた蒸留所としても知られる。オフィシャル・ボトルは15yだったが、最近になって12yがリリースされ始めている。15yは、徐々に廃止されていくようだ。
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UD グレンダラン 12年 700ml 43度(UD Glendullan 12YO Single Malt)
GLENDULLAN(UD グレンダラン) 12y 43° 700ml
この蒸留所の創業は、1898年。1900年代初頭、時の国王エドワード7世に、この蒸留所のウィスキーを献上した事があり、一時期有名になった。オールド・パーというウィスキーのブレンド用として、長年使われている。色は白ワインに近い。シリアルや僅かな花の香りがする。ドライで硬い印象だが、徐々に口の中に香水やナッツのような感じが開いてくる。余韻は暖かくはないが、長い方。殆どがブレンド用に回されるため、オフィシャル・ボトルの流通量は少ないほう。
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グレンファークラス12年 43度 700ml
GLENFARCLAS(グレンファークラス) 12y 43° 700ml
1836年創業の蒸留所で、1865年以降、グラント家によって代々経営されてきた。この一族はウィスキー業界の中でも、とりわけ独立色が強い事として知られている。近代的な装置を有し、スチルはスペイサイドで最大を誇る。GLENFARCLASとはゲール語で、”緑の草原の谷間”という意味がある。現在、様々な種類のGLENFARCLASが流通しているが、ここに紹介する12yものが一般的である。色は綺麗なブロンズ色をしている。パンチのある、オイリーな風味をしており、フルボディーな味わい。堂々とした振る舞いは、このウィスキーに男爵を感じさせる。余韻は長く、ウィスキーとしての熟成期間は短いにもかかわらず、オークの風味がする。ウィスキーを飲み始めた頃は、なんて強いウィスキーなんだろうと思いましたが、今はそのボディーにハマってます。
GLENFARCLAS一覧
グレンフィディック スペシャル・リザーブ 12年 40°700ml
GLENFIDDICH(グレンフィディック) 12y 40° 700ml
この蒸留所は1887年に創業し、現在も創業時のグラント一族が経営に当たっている。ダフタウン近郊を流れる、フィディック川のほとりに位置している。フィディックとはゲール語で、”鹿の谷を流れる川”という意味がある。その為、会社の紋章は雄鹿となっていて、ラベルにも印刷されている。仕込み水には、ロビー・デューという泉の清水を使っている。このモルトはウィスキー入門用としては最適で、ピート香は穏やかで飲みやすい。フルーティーでやや甘い香りは、食欲をそそられる。値段も安いので、まずは1本いかがですか?
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ザ・グレンリベット12年 40度正規品 700ml
THE GLENLIVET(ザ・グレンリベット) 12y 40° 700ml 正規品
1824年、英国政府公認の第一号蒸留所としてスタートした。当時、密造酒が盛んだったこの地で、政府公認を受けたジョージ・スミスは、同業者からは裏切り者扱いされていた。その為彼は、護身用にピストルを常時していたと言う。今でもそのピストルは、蒸留所に展示されている。販売量が世界No.2という事から、平凡なウィスキーと思われがちだが、複雑で深みのある香り、エレガントな佇まいは、シング・ルモルトの代表作として評価が高い。私も好きな1本。GLENLIVETとはゲール語で、”静かな谷”を意味する。
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UD社 グレンロッシー 10年 700M
GLENROSSIE(UD社 グレンロッシー) 10y 43° 700ml
この蒸留所は1876年に建てられ、エルギンの南のロッシー渓谷にある。かつてはヘイグの重要な原酒の一つだったが、UDの花と動物シリーズによって、オフィシャル・ボトルとしてリリースされることとなった。フレッシュで若々しい草の香り。飲み口はスムースで、甘さとスパイシーさが余韻として残る。
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