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LAPHROAIG(ラフロイグ 正規品) 10y 750ml
この蒸留所は1815年に、ジョンストン兄弟によって創業された。LAPHROAIGとはゲール語で、”広い湾の美しい窪地”という意味があり、実際小さな湾の奥に位置している。仕込み水には、サーネイグ・バーンの小川の水を使っている。濃いプリズムのような黄金色をしている。男性的で力強い香りは、磯や潮、ヨードのようで薬品にたとえられる。”愛せよ、さもなくば憎めよ”とは、LAPHROAIGの宣伝文になっている。オイリーでミディアムな飲み口。余韻は柔らかく、ドライに終わる。実はこのハードボイルドなウィスキーを作ったのは、ベッシー・ウィリアムスという女性であった。彼女はグラスゴー生まれの普通のOLだったが、たまたまアルバイトでアイラ島に来ただけであった。それにも拘らず彼女は、LAPHROAIGの所長を20年余りも務めるまでに至った。熟成にテネシー産のバーボン樽を使ったり、独自のフロア・モルティングを築いたり、蒸留所を開放して結婚式を挙げられるようにしたりと、これらは彼女の発案である。またここのシングル・モルトは、チャールズ皇太子がお好みで、英国王室ご用達となっている。
LAPHROAIG一覧
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