Bacchus Antiques

2009/02/26(木)18:11

電源ケーブルの試聴レポート

オーディオ・アクセサリー(20)

メイン・アンプを24時間通電して、だいぶ電源ケーブルのエージングが進んだ今日この頃。 ケーブルはSUPRAのLinc4に、電源プラグはFURUTECHのFI-11M(Cu)という組み合わせ。 以前の電源ケーブルは、オヤイデのLi-50に松下電工のホスピタル・グレードのプラグ。 いつも聴いている、アンジェラ・アキさんのCDをかけてみた。 曲は『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』 ピアノの立ち上がり、音の泡立ち、響きは心地よく、ヴォーカルも中庸でバランスが良い。 サ行がキツくならず自然に聞こえてくる。 前作の電源ケーブルの方がエネルギッシュ過ぎる面もあったが、 今回のほうが全体を上手く纏められて過不足が無いといった感じ。 特筆は響きの綺麗さ!! ホールやスタジオの残響や音が消えていく様が、手に取るように分かるくらいだ。 他のCDでも聴いてみたのだが、大聖堂で録音したのかと思わせるような響きが心地よかった。 若干ではあるが、低音が緩いかな・・。 劇的な違いは無いが、今回のほうが全体的に良い方向へと向かった。 エージングに1週間以上かかるケーブルもあるので、暫くは様子を見るとしよう。 低音がほんのチョイ元気になって欲しいところなので、 近々パワー・アンプの電源部を強化するつもりである。 電解コンデンサが10年近く使われているから、お疲れだろう。 そろそろ退役だな。

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