2013/10/27(日)08:37
新商品のリリース
高音質だった12AU7 2パラ シングル ヘッドフォン兼パワーアンプを、更に高性能化して設計を終えました。
三極管をパラレル接続すると、ミラー効果で高域の落ちが早い(前作は45kHzくらい)のが欠点で、それを防ぐには前段の出力インピーダンスを下げるか、カソフォロドライブです。
今回は前段に出来るだけ多めに電流を流し、出力インピーダンスを下げる方向で設計しました。
EL91 シングルアンプみたく110kHzまでは厳しいけど、80kHzくらいは伸びそう。
秘蔵のスプラグ ビタミンQカップリングコンを使います。
タマはヴィンテージのJAN 6189W。
他にも、手持ちのヴィンテージ管を用いて、ヘッドフォン兼パワーアンプ3種をリリース!
Bacchus Antiques初の、オール真空管構成のヘッドフォンアンプ。
前段に2C51/5670W、出力段に6DJ8/6N23Pを採用しました。
どちらも内部シールドがあるので、クロストーク対策になります。
設計出力は0.4Wですので、BGM的にスピーカーをドライブするのに適してます。
私の94dBのフロアスピーカーですと、かなり大きな音が出ますよ。
次は、6AK5/5654/CV4010アンプ。
こちらは前段を、ローノイズのJ-FETでドライブします。
150×100のシャーシに、コンパクトにまとめました。
0.2W弱の出力を狙ってます。
最後に、高信頼管であるE83Fを三結動作させた、高品位ヘッドフォンアンプ。
E83Fは個人的に気に入っていて、メッシュのシールドの見た目良し、音も良し、お値段も良しと三拍子♪
手持ちのTESLA製ヴィンテージチューブ(60年代)を使います。
どのアンプにも、カリンのサイドウッド装着、梨地フロントアルミパネルの高級感漂うデザインですよ。
順次upしていきます。