今度はトイレットペーパーかよ！カモられない為に

新型コロナウィルスによる影響か、今度はトイレットペーパーが 品薄・売り切れだというではないか。 近所のコンビニ、セブンへコカ・コーラを買うついでに確認したら、 マジですべてのトイレットペーパーが売り切れだった！(笑) コンビニの値付けって、スーパーよりもだいぶ高いのにである。 今回の出来事は、数日前に熊本でトイレットペーパーが 謎の売り切れとなったのに端を発したようだ。 SNSで、何の根拠もなく売り切れるという情報が回ったと聞く。 個人的には、明らかなデマであろう。 トイレットペーパー業界は、2019年増税に合わせ製品を大量生産した。 しかし消費不振で思いの外在庫が積みあがり、各社とも倉庫はパンパン状態。 売り切れたら、すぐに補充できる体制になっている。 トイレットペーパーの原料はパルプ。 それは北米や東南アジアから輸入され、中国からは殆どゼロ。 生産は国内が主で、中国からの輸入も殆どゼロ。 つまり、中国の工場稼働率低下とトイレットペーパーは結びつかない。 国内の製紙工場で、大規模な操業停止という情報もない。 人間は想定外の事が発生すると、とかくパニックになりがち。 デマがデマを呼んで、特定の物が売切れたり。 それは裏を返すと、売る側にとって都合のいいカモとなっている。 トイレットペーパーなんて保管場所取る割に利益少ないから、 在庫掃ければ売る側にしてみれば大助かりである。 今回のデマの発生源、案外と供給側からじゃないの？？ カモられないよう、情報を正しく分析できる賢い消費者とならないと、 余計なモノにお金を使ってしまう。 それは貧乏体質の原因にもなる。 トイレットペーパーが在庫切れだからと言って、 公共施設のトイレからそれを持ち帰ることは、絶対に止めようぜ！