2021/02/10(水)04:44
製作中のヘッドフォン兼パワーアンプの真空管はコレだ!
去年からひた隠しにしていた、真空管式ヘッドフォンアンプ兼
パワーアンプの真空管を、本日発表いたします。
EF80という5極管で、テレビの映像増幅などに使われた真空管。
シルバーのメッシュが美しくて、いつかコレでヘッドフォンアンプを
製作してみたいと思いを馳せていました。
バラックでの動作・性能確認でまずまずの結果を得られたので、商品化です。
その動作は、軽いウルトラリニア接続(UL接続)に局部帰還を複数併用し、
オーバーオールの負帰還は敢えて掛けない、真空管の音を楽しめる回路。
最大出力は0.8Wほど得られ、ベッドサイド・オーディオを想定してます。
スイッチで、スピーカー出力とヘッドフォン出力を切り替えるのです。
画像ではSIEMENS製EF80ですが、実際はTELAM製を採用。
SIEMENSは1ペアしか保有しておらず、何かあった場合交換ができないから。
その代わりTELAMのはSQ(Special Quality)チューブで、高信頼管です。
10000時間の動作保証など、厳しい受験をクリアした物だけが得られる称号ですよ。
造りもSIEMENSのと瓜二つで見紛うほど。
いかにも良い音がしそうです☆
シャーシ加工は終えており、部品の実装と配線作業はこれから。
部品は日米欧産の高信頼品を総動員し、10年は故障しないアンプを目指します。
製作状況は随時、拙ブログにてupいたしますので、
どうぞお付き合いお願い申し上げますm(__)m