Bacchus Antiques

2024/05/08(水)22:54

標高700m付近から妙高山、更に奥の高谷池ヒュッテを目指す 上級編

登山・ハイキング・さんぽ(145)

今日はいよいよ、妙高山を目指す日だ。 前泊の直江津のお宿を、朝4時前に起床。 お宿の方を起こさないよう忍び足で玄関に向かうも、既にお見送りの挨拶。 お礼を丁寧に述べチェックアウト。 近くのコンビニで朝食のサンドイッチと、昼食のおにぎりなど購入する。 直江津発5:06の電車に乗車し、妙高高原駅を目指す。 行儀悪いが、車内でサンドイッチと紅茶を頂こう。 朝焼けに照らされる妙高山。 一目で分かる特徴のある山容だ。 妙高高原駅のコインロッカーで、旅行カバンを預ける。 コインロッカーが無い駅もあるので、事前に調べよう。 駅前のタクシースタンドには、やはり1台のタクシーもいない。 朝の6時前だもんな(;^_^A 事前に調べておいたタクシー会社に電話しようかとメモ帳を取り出すも、 タクシーを洗車している人を発見。 声を掛けて、営業前だが三叉路まで行ってもらうことに。 ありがたや~~m(__)m 俺って迷惑な登山者だな💦 これから妙高山に登る話をすると、三叉路から登る人は初めてだと言う。 普通の人はスカイケーブルで途中から登るようだ。 他人がやらない事をするのって、ワクワクするね~♪ 運転手さん、どうも有難う!! ここから登るよー! 先ずはストレッチをしっかり行い、肉離れなどしないように。 ゲレンデ伝いに、先ずは赤倉観光を目指す。 もうザックの背面が汗ばんできているぞ。 夏の日本海側の土地らしからぬ、ジメジメ度が高いな。 暫くゲレンデを登り、ケーブルの山頂駅へとつながる林道。 ここで舗装道路という人工的な道とおさらばだ。 ゲレンデらしきの上部に、ひっそり佇む標識。 ゲレンデともお別れだ。 広葉樹林の中を次第に高度を上げ、再び舗装道へ。 直ぐに大谷ヒュッテだ。 ただ今8:38。 建物の構造からして、相当な積雪があるんだろう。 入口は施錠されていないので、中を拝見。 お~~、メッチャ奇麗やん!! 巻機山の避難小屋に負けないくらいの清潔感だ! 気分良く利用できそうだねー。 山頂までまだまだ標高あるよ。 モクモク元気よく噴煙が上がる。 大谷ヒュッテから数分のところに水場があるので、寄り道しよう。 冷たくて気持ち良い! 麦茶が薄くなっちゃうが、飲みかけのフラスクにこの水を補給しよう。 妙高山を降りて直ぐにまた水場があるのだが、涸れる時ありと地図にあるからね。 天狗堂への登山道は、なかなかの急登だ。 視界が開ける場所で、ザックを下ろして暫しの休憩。 それでも昨日の藪漕ぎに比べたら、発汗は少ない。 下界とは空気が違って、風が心地良いよ。 既にこの地点で、標高2,000m弱だからね。 再出発して間もなく、天狗堂というチェックポイント。 ただ今9:13。 ここでは数人の登山者が休憩しているが、拙は雰囲気だけ味わいその先へ。 今度は池が出現だぞ。 妙高山は変化に富むね♪ 地図記載の光善寺池だ。 空は青空が広がりつつある。 山頂は絶景が広がっていることだろう。 後方が開けるポイントでパチリ☆ 写真中央の山の先が直江津だ。 ずいぶんと遠くへ来たもんだ。 風穴というチェックポイントをを通過。 ただ今9:35、予定よりも30分近く早い。 そろそろ妙高山の核心部だよ。 遂に日本海が見えるくらいの標高に。 雲と同じくらいの高さに立っているよ。 柏崎はずっと向こうだろうなぁ。 こういった景色は、登山しないと味わえないね。 元気よく咲くノアザミ。 斑尾山と野尻湖。 おっ、ロープが垂れ下がっているぞ。 いよいよか! ここでビレイグローブを装着だ。 出ましたぞ、クサリ場! 足場が豊富で斜度も低く、拍子抜けだなぁ('_') 鎖は補助程度で進める。 中盤から後半の、岩をトラバース気味な部分の方がイヤらしいね。 強風にあおられて滑落でもしたら、木にでも引っかからない限り遭難確実だ。 中盤からはしっかりと鎖を握り、慎重に。 少し先の鎖がなくなるやや広い場所で、ソロの女性登山者とすれ違う。 彼女は拙が腰にさすサバイバルナイフを見て、カッコいい!!と。 藪漕ぎとクマ公対策ですと拙。 彼女はモデル以上の美人さんで、パッと見登山するには見えない。 抜群のプロポーションに長身、奇麗な黒髪に肌の色。 最近の山ガール(古い?)はナイフに興味持ったり美人だったりと、 ヤロー共には喜ばしい時代じゃないか♪ だからってナンパすんなよ~。 お互いにお気をつけてと挨拶してお別れ。 安全な場所で、クサリ場上部を。 大谷ヒュッテがあんなに小さく! 妙高山は高度感があるね。 人間の営みなぞ、ホンのちっぽけに見えてしまうよ。 山頂はゴツゴツと溶岩で覆われている雰囲気。 ご丁寧にペンキマークや矢印でルート案内がある。 アスレチックでワクワクするね~。 妙高山の最高地点に到達だよ!(^^)! 天空の祠で、登山の安全祈願をしよう。 まだまだ歩くからね。 大谷ヒュッテと赤倉観光が、あんなに遠く小さく! 随分と登ったもんだよ。 雲が多く、どの方角を撮ったのか思い出せない・・💦 妙高山の山頂標識は、あの岩場の方みたいだ。 樹木の間を縫うように進む。 ここがブログ冒頭にある妙高山の山頂のようだ。 日本百名山の標識もあるしね。 ただ今10:55、予定より35分早く到着だ。 所々大きな岩が突き出ており、それによじ登って火打山方面。 頭隠してる・・(;'∀') 山頂周辺を散策し、大きな岩の上に再びよじ登り、早めのお昼としよう。 ダイナミックな雲の流れと、雲の合間から覗く絶景の素晴らしさ。 下界で見る青空よりも、深みのある青だ。 山頂周辺はガスって来たな。 天候が崩れるかもしれないから、高谷池ヒュッテを目指そう。 急な下り坂なので、焦らず慎重に。 山頂はガスガス、やっぱガス男か?? この子はシャジンかキキョウの一種? そろそろ高山植物の本を買って、勉強しないと。 雲行きがアヤシイぞ。 ロープを補助に、プチ難所を登り切り。 ここが大倉乗越手前の、崩落個所のようだ。 注意して進めば、それほど難所ではない。 大倉乗越手前の斜面から、長助池を臨む。 大倉乗超には12:32に到着。 ここは妙高山の外輪山に当たる。 あと少しで黒沢池ヒュッテだ。 踏み跡はしっかりしているね。 ここが黒沢池ヒュッテか! 山小屋にしては珍しく、意匠性に富んだ外観だ。 今回はその先の高谷池ヒュッテ泊なのだが、興味ある方はこちらで。 ただ今12:49。 妙高山と火打山の山バッジが売られているので、双方とも購入だべ。 買える時に買っておかないとね。 ¥500-よりはずっと高かったのを覚えているのだが、 宿のご主人から嬉しいミネラルウォーターのプレゼント。 有難うございますm(__)m 水場があるのだが、煮沸しないと飲めないという。 テーブルと椅子があるので、ちょい休憩を取ろう。 拙は休憩時に、よく山岳地図や周りの景色を眺めている。 コースタイムの確認も怠らない。 標準コースタイムだと、高谷池ヒュッテには14時ちょうどに到着予定だ。 アレッ、登山計画では13時30分着の予定だが、計算ミスしたかな? 計算ミスは初めてだ。 雨が降りそうだから、先を急ごう! 黒沢池ヒュッテ、バイバイ(^^)/~~~ 茶臼山近辺で好展望♪ 明日はあの鞍部の先の登山道を下るんだ。 おーっ、あれが高谷池ぽそうだぞ! 泊地は近い! テン場だ。 無事、高谷池ヒュッテに着いたよ!(^^)! 13:50、予定より20分遅れだ。 受付を済ませ、コーラとポテチ、山バッジを再び購入。 眺めのいい場所で、高谷池眺めながらのコーラとポテチ最高過ぎる♪ 後で知ったのだが、お店で買ったスナック類のごみは持ち帰りなのだ! 調子こいていっぱい買わなくてよかったよ。 山小屋によってルールは結構違うもんだね。 夕食まで時間があるので、付近を散策したり小屋で山の本を読んだり。 夕方になると、想像以上の激しい雷雨だ。 じゃーじゃーで一面真っ白! しかも落雷のド迫力といったらハンパない!! 空気が振動する!! 多分、戦艦大和の主砲を至近で聞いた以上のインパクトだろう。 聞いたことないけど。 空に近いから、雷を間近で体験するなんて貴重だね。 テント泊の人たち、大丈夫かな? 満天の星空はおあずけだなぁ。 さてさて、待ちに待った夕食だよ~。 カレーに杏仁豆腐だね。 拙は2杯おかわりだ。 いっぱい食べて寝て、体力回復させるよ~。 意外なのが、お水の提供がないこと。 ここで黒沢池ヒュッテで頂いたお水が大活躍だ♪ 山で水は貴重なのだと、改めて思い知らされたよ。 拙が泊まるエリアは新棟。 大部屋に2段ベッドがあり、左右は布で仕切られている。 上段ベッドの角がが拙の場所。 下と左側の人に挨拶。 ヘッドフォンケーブルがお墓参りの際に断線してしまったから、 ラジオを聞けないのがもどかしい。 明日も4時前起きだから、早めに寝よう。 おやすみなさい☆彡 1日目おわり。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る