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カテゴリ:京都を歩く
その中でも一番大きい火だと言われるのが、伏見稲荷のお火焚きである。
この火焚串(護摩木)が焚かれる。 初穂料1000円と200円の二種がある。
斎場には、すでに夥しい数の火焚串が山積みされている。 写真に見えるのは一部である。もう下衆な計算もできない量なのだ。 因みに、その数は20万本以上といわれている。 流石に、商売の神様である。
本殿拝所に準備された神田の稲束が立てられ、運ばれた神火が遷される。
秋の収穫の後に、五穀の豊饒をはじめ万物を育てたもう稲荷大神のご神恩に感謝する祭典で、 古来より伝統ある行事として広く知られている。
本殿の祭典にひきつづき、神苑斎場へと、宮司を先頭に、神官・巫女・全国崇敬者が進む。
参列者一同の大祓詞(おおはらえのことば)が斎場に轟く。
たかあまはらにかむづまります。 すめらがむつかむろぎかむろみのみこともちてやほよろづのかみたちを。 かむつどへにつどへたまひ。
奉納された火焚串がつぎつぎと投げ込まれ焚きあげられる。
営々と大祓詞を奉唱して、罪障消滅、万福招来が祈られる。
平安時代、犯した罪や穢れを祓うため、 祭祀官、中臣氏が朱雀門で一同で奏上していたのも、こんなのだったのだろうか。
11月8日 13:00~
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Last updated
2017年11月06日 08時30分06秒
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