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2021年02月15日
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テーマ:ニュース(99408)
カテゴリ:カテゴリ未分類
男女の不平等が色々なところで取り正されている。
正直、今更な話だが、日本の政治の世界では慣習的に
当たり前だったこの格差と、そうした価値観は10年も
20年も前に世界から非難されていた。

まともだったのは自民の中では小泉政権で、女性比率を
去年の2020までに30%に上げると目指した程度。
それも結局自民の後続政治家たちは無視して、結果
1割にも満たないままである。

日本は世界153か国で比べた社会の男女平等の基準は
121位と低位置であり、むしろ中東などの宗教など
含めた男性上位主義に近いという判断である。

※リンク※ 世界経済フォーラム発表 【Global Gender Gap Report】



世界からの視点を無視して、日本ではその改善という
点において政治も社会も動いてこなかった。
それが今回のオリンピックの森発言で一気に爆発し、
非難され、オリンピック委員会会長を追いやられた。

また自民党の二階幹事長の発言も同じように女性を
不平等に扱っている。 自民党の会議において女性の
発言権が少ない、出席もできない場合も多い。
そんな進言をされると、党役員会では女性を5人ほど
【オブザーバーとして】参加させると決定した。
これは世界的にも大きく非難され、
『日本の与党では
会議に女性を参加はさせるが発言はするなと言う。』

という見出しでロイター通信社が発信した。

それでも、政治家の中には何が問題なのか未だに
理解できていない議員たちは多いだろう。
日本の政治の世界での男女平等基準は、世界の中で
より低い評価だからである。
同じ評価の政界での評価は155か国中144位である。

社会では企業や学校などの組織努力で差別については
厳しい基準ができてきているが、政治の中では
表面だけだからである。

女性活躍相という大臣のポジションが出来た。
この時点で、女性は男性ほど活躍できていないという
不平等な評価を政治の世界で国を運営する立場の
議員たちが持っている証拠だろう。

2015年位の評価は今より日本は上だった。
そもそも大臣を立ててまで女性の働く立場や環境を
向上させて、出世や評価を含めた社会を進めなければ
平等ではないと世界的に露呈させたという意見もある。

そのうえオリンピック誘致で、世界で注目されている。
そんな中、森氏のような発言、他の政治家の発言などが
世界メディアで取り上げられて、より評価を下げている。

そもそも今の政治の構造では、女性の議員は増えない。
どの議員も自分の議席と利権を必死で守る中、代わりに
女性議員が入るということはほとんどない。

2割の現行議員を減らし女性議員が登用されることは
政治自体、国会自体変わるくらいの大ごとになるが、
それがない限りこの世界での日本のジェンダー評価は
上がってこないし、日本の世界的な評価は平等感の
低い国のままだろう。






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Last updated  2021年02月19日 12時15分38秒
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