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2019年07月29日
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カテゴリ:映画

久しぶりにログイン笑笑

『メランコリック』試写会の感想ですが。 この映画はポスター記載の情報だけで観るべき! だから多くは語りたくない。 以上。

以下ネタバレあり、気を付けて。

ポスター情報。 『メランコリック』という題名。 OneGoose (link: https://twitter.com/OneGoose13) twitter.com/OneGoose13 (link: 映画『メランコリック』公式サイト (link: https://www.uplink.co.jp/melancholic/) uplink.co.jp/melancholic/ これは映画を観た後に行った方がいいhttp://one-goose.com/) one-goose.com というユニット。 主人公は東大卒のフリーター。 新しいバイト先は銭湯。 その銭湯は夜中に殺人現場となる。

映画『メランコリック』公式サイト (link: https://www.uplink.co.jp/melancholic/) uplink.co.jp/melancholic/ これは映画を観た後に行った方がいい。

殺し屋小寺役の浜谷康幸は大河ドラマ『八重の桜』に出演している。 尚、『龍馬伝』で福山雅治くんを殺した渡辺篤役SIONにやたら似ている。 これは余計な情報である。
私は大学へ行っていた頃、映画を年間50100本観ていました。その多くは海外の作品。欧米のみではなく、アジアや南アメリカの作品が多かった。その理由は映画を現実社会と遠い、非日常的な気持ちで映画を楽しみたいから。しかし、欧米の作品はどんどん非日常をとおりこしてしまい、げんなりした。

その頃の日本映画は日常的過ぎて、笑えないし泣けないし、という状況でした(当社比)。 しかし、日本でバブルが弾け、大きなお金をかけた映画は作られなくなってきた。 そこで日本の映画人達は、如何にして低予算で面白い映画を作ることができるかを考え始めた。 ゆる~い作品。しつこい程固い作品。

辿り着いたジャンルに、非日常と日常を同時進行しながら、最終的にズレを生じさせ、笑える作品、泣ける作品を作り始めた。私はそこにはまった。 それは、やっぱり大学から趣味にしている観劇と同じではないかと気が付いた。演劇って、大抵お金がない人だけで作るからね。条件は一緒。

で! 漸く『メランコリック』の感想になる訳だが・・・。 時間が時間なので、寝る! 続く、

寝る寝る。
さーて、続き。 初めに書いたとおりポスターの『メランコリック』という『憂鬱なさま』って題名。 主人公は不細工な元東大生のフリーター。 新しいバイト先は銭湯。 深夜にそこは処刑場となる。SIONみたいな殺し屋小寺。 これはサイコ? シリアス? ハードボイルド? などと考えてしまう。

鍋岡は東大出身というレッテルを貼られつつ、正直なんせそのレッテルどおりに生きてこなかったのか不思議。風体はヲタク(ワタクシを含む)をかなり固くし、人間不信と孤独感を併せ持った男。「んわ、きんも」(「お前もな」)。

皆さん、ここでポスターの真鍋を演じる皆川暢二。どんな人か気になりませんか? ヲタを演じる男の風貌。塚地武雅を思い浮かべませんか? あれ? プロデューサもやってる。 画像検索してみましょう。ここでも非現実と現実の差を思い知ることができます。
清掃員のバイトをやっている真鍋。階段をモップ掛けしていると怪しい男が階段をケータイで話しながら登ってくる。真鍋が奇麗にした踊り場に足跡をわざとつけつつ登っていく。これが監督・脚本・編集を担った田中征爾である。
ちょっと必要ない情報かもしれない。
ある日風呂に入る前に栓を抜かれ、仕方なく銭湯へ。そこで高校の同級生に。「あれ? 真鍋くん? だよね?」と声をかけられる。狙ってる。狙ってる。
おいい。ヲタにニコニコ声をかける美少女。(多分どこかで観たことある)
ヲタにこんな女神の様な笑顔を。「たまに来るんだ~」女神中の女神。

これぞ非現実。
ヲタに女神が声をかけるとは!(まあ、現実はヲタどおしで結婚するケースは普通。女性のヲタは女神率が多い(当社比))
キョドる真鍋が完璧。これはお前らだ。
それがさ~、付き合っちゃうんだぜ。なんだよ、そんなことありえねーよ。
そしてデートの資金は・・・

これが私が大好きな設定になっていく。
ロケは
・銭湯
・真鍋家の食卓
・岡田の部屋
・居酒屋
がメインになる。わずか4ロケのみ。限られたキャスト。そう、これは300席規模の舞台にぴったり当てはまる。私みたいなアホでも混乱しない笑笑
生の声で演じられる非現実。最高の舞台だ。

処刑場は銭湯な訳だけど、こんな適した場所はないと思う。拉致して殺して焼けて掃除できる。完璧。しかし、これを考案したのが若手殺し屋松本役の磯崎義知。そこにも意外性を感じたな。こしてこれがOne Gooseの強みなんだとも思った。

誰も読まないだろうから誤字脱字はもういいや。じゃあ、なんで書いているんだっていうと、記憶にとどめておくだめかな? 昔はブログにアップしていました。

真鍋は銭湯での処刑を見てしまう。小池は早々に殺してしまおうとするが銭湯オーナーの田中が「止めなさい。そいつも仲間にする。取り敢えず掃除を頼む」って、えーーー! で、初めの笑いになる訳である。確かに主人公が20~30分で死んだら話は進まないけど、さらりと言うなよ笑笑 という風に。

そして、その仕事をもらった真鍋が自分の居場所を見つけたように、嬉しくてたまらないとにやけながら生活を送る姿が笑える。
あ~、この映画は笑っていいんだ。コメディなんだ。絶妙の本と演出によってズレを生じさせ、笑わせにくるコメディなんだと気づく。
スゲーは、この3人。

これが真鍋の夜のバイトになる。真鍋は誇りを持って仕事を楽しくこなしていく。死体を焼く仕事を覚えて嬉しくなる。本当に巧いんだよな、ここの演技。笑える。そしてバイト仲間の松本も同じ仕事をしていると知って嫉妬する所とか最高。

しゃくれると大概の人は不細工になる。

さて、この先は意外性と笑いの連続である。
本当にここからは知らずに映画を観て欲しい。
ケラ・サンドロヴィッチや松尾スズキの舞台や、ドラマ『ケイゾク』、ちょっと違うかもしれないけど三木聡の映画が好きな人ははまると思う。







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最終更新日  2019年07月29日 01時28分09秒
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