いのちのうた〜千恵が僕たちに遺してくれたもの〜
コンサート終了後、ロビーでご挨拶をしていると女性2人が僕のところに駆け寄り、こう言いました。地震で家もなんもかんもなくなってしもうたけどみなさんの歌や語りに元気をもらいました。仮設住宅にずっと閉じこもりがちでした。きょうは出て来てよかったです。熊本地震の復興支援に取り組む全労済熊本県本部からの委託イベントとして開催した「いのちのうた」。そもそもは、12年前から福岡の神社やライブハウスで開催している小さな音楽イベントです。千恵の追悼コンサートとして続けてきましたが今回は初めての福岡以外での開催。しかも、経験のない大ホールでした。本当にやってよかった。やらせていただき感謝しかありません。「いのちのうた」で、いつも思うのですがステージに千恵がいるような気がするのです。今回は特に、一青窈さんの「ハナミズキ」を舞台袖で聴きながら、そう感じました。石ちゃんのパフォーマンスが会場全体を笑いで包み込み三宅伸治さんは圧巻のロックで前列のおばあちゃんたちをノリノリに(笑)本当にすごい。さすがです。トップバッターの中学3年生丸山純奈ちゃんの歌声には癒されました。彼女はきっと大スターになるでしょう。三宅さんの「何もなかった日」は2007年にステージで千恵も歌った曲。オールキャストで「♬いいことがあるといいね〜」を会場1600人のみなさんと大合唱しながらいろんなことを思い出して涙、涙。心身の両面から支えてくれたバンドメンバーの梶浦さん、渡辺さん、小屋敷さん舞台監督兼務の舛田さん、鍵盤の郡奈津子さん。比良松先生のピンチヒッターでホーンセクションに入ってくれた石橋由紀乃ちゃん全労済の和泉さん。三宅さんのいきなりの振りで歌声を披露した阿久根監督。みんな、みんな、最高です。MCを務めてくれた「よかあんばい JAPAN」の園木さん、中村さんにはいつも無理なお願いをしてばかり。個人的にお礼をしなければなりません。来年3月は東京。赤坂見附のライブハウスです。恒例の福岡は、7月13日(土)の予定。詳しくは、またお知らせしますね。アンコールのJUMP。ラスト8小節でサックスのリードが緩んだのか音がめちゃくちゃになってしまったことをお許しください。そこまでは珍しくうまく吹けていたのに(涙)次回、リベンジします。多分。何をやってもウケる。そこにいるだけでウケる。三宅さん、石ちゃん、一青窈さんのセットリスト。「スローバラードをサックスソロで演奏してよ」と三宅さんと石ちゃんからしつこく言われましたが、丁重かつ頑なに拒否させていただきました。年齢を重ね、どんどん美しくなる窈さん。以前から「いのちのうたで歌いたい」と言ってくれていました。やっと、実現しましたね。子育てと仕事で忙しい中、本当にありがとう。当日初めて顔合わせのバンドとのリハーサルで、まとまり感と完成度に驚かれていました。肌の露出がちょっと多くないかい。はながずっと会いたがっていた純奈ちゃんとのツーショット。君の夢を実現させるのがパパの仕事。ママのときもそうだったんだよ。千恵が亡くなった10年前、いのちのうた継続のきっかけをつくってくれたベースの渡辺圭一さん(右)とブードゥーラウンジの小屋敷さん(左)。ダンスユニット「はなまな」のリハーサル。ステージ後ろの幕は、矢野きよ実さんの書。純奈ちゃんの衣装がかわゆすぎる。すぐに脱ぐ石ちゃん。右は会社の後輩の佐藤デスク。奥は、よかあんばいJAPANの2人。どうしても石ちゃんの写真が増えてしまいます。撮影したくなる存在。このあと、一緒に熊本の商店街を練り歩き、大パニックになりましたが、若者たちの写真撮影に気軽に応じておりました。こんな芸能人、なかなかいません。阿久根監督と石ちゃん。いつか石ちゃんを映画に。左から、ドラムの梶浦さん、ボーカル兼ギターの三宅さん、ベースの渡辺さん、お笑い担当でボーカルの石塚さん。馬刺しと伊勢海老の刺身、辛子蓮根、赤牛うまかったです。締めはみそ汁。お約束の「まいう〜」。Bar Colonで「世界一の乾杯」。石ちゃんのおごり。オーナーの鶴田さん、また行きますね。真ん中は、トランペットの由紀乃ちゃん。深夜の路地裏を歩くバンドマンと新聞記者。三宅バンドのメンバーと。三宅さんをはじめ、梶浦さん、渡辺さん、小屋敷さんの協力がなかったら、熊本での開催はあり得ませんでした。お疲れさまでした〜。三宅伸治 TRIBUTE ALBUM ソングライター一青窈 歌祭文 -ALL TIME BEST-石塚英彦 ロケットPORU(丸山純奈)145はなちゃんのみそ汁