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カテゴリ:レシピ・料理
基本食と言われるのは、玄米、ごま塩、みそ汁、きんぴらごぼう、ひじきレンコン等。
今日は、きんぴらの作り方。 先生いわく、「落ち着いた心で食材と向き合うのです。だから、マクロビオティックの料理では、あんまり食材や器具をがちゃがちゃ言わせて調理しません」とのこと。 これまで、きんぴらは、材料をが~っと切って、高熱でぱ~っと熱して、ざざざっと炒めて作るものだと思っていました。 この作り方だと、砂糖を使わなくても、ごぼうと人参の甘みがたっぷりと引き出されます。 おいしいよ! まずはごぼう。 久留米の中村農園の中村さんが作るごぼうが最高に美味しい。 九州の自然食品のお店には、必ず中村さんのごぼうが置いてあるはずです。 生で食べても甘くて瑞々しくて、本当にびっくりする美味しさ。 http://sancyoku-club.com/menu/kome.html ごぼうは、鮮度がすぐに現れる。 一日外に置いておいても全然ひからびないごぼうには、何らかの細工がされていると思うべし。 包丁やたわしでがしがしこすったりすると皮が剥がれます。 皮に最も栄養があるのだ。 だから、土は手や布で丁寧に洗い流します。 ひげ根も美味しく食べられます。 しっぽが細い物は、そのまま細く切るだけで大丈夫。 太いところは、このように切ったものを更に細く切ります。 ささがきと同じ形です。 ごぼうは切ったらすぐに変色します。 すぐに調理にかかりましょう。 もちろん、水につける等のあく抜きはしません! フライパンにごま油かなたね油(ごま油が風味があって美味しい)を熱し、 ごぼうを投入。中火でそのまま待ちます。 箸でがちゃがちゃ炒めません。 しばらくして、ごぼうの生くさ~い感じの匂いが、香ばしい香りに変わってきたところで、 ごぼうを箸で左(右でもいいよ^^)に寄せます。 そうして、寄せたごぼうを、右から左へひっくり返します。 マクロ的に言うと、天地返し。 ひっくり返したことで、さっきは上の方にあったごぼうが、下に。 上下まんべんなく、火が入ります。 さらに火を入れて、香りが立ってきたら、 また同じ方向に寄せて、開いたスペースに人参を投入。 天地返しを繰り返します。 ほどよく香りが立ち、まんべんなく火が入ったら、ここで水を投入。 材料が3分の1くらいひたるくらいに水を注ぎます。 蓋をして、水分が飛ぶのを待つことしばし。 蓋をあけ、ごぼうを食べてみて、まだ柔らかくしたい場合は、好みの堅さになるまで水を投入。 水分が飛んだところで、醤油を鍋肌にたらし、全体にからめたらできあがり。 醤油と水とごま油だけで、本当に美味しいきんぴらが出来上がります。 この作りかたは、素材いのち。 美味しいごぼうに出会ったら、ぜひ試してみてください。 作り始めてからわかったのですが、この作り方だと、合間にいろんな作業ができます。 ずっと鍋についておかなくていいので、同時進行で副菜を作ることができるのです。 目からウロコなのでした。 ↑↑よろしければ、本日もクリックのご協力をよろしくお願いいたします^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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