メスキータ/異宗教・異文化・多様式の具現化!
ポトロ広場からそぞろ歩きで約15分、コルドバの世界遺産メスキータの領域に入ってくる。シュロの門から世界最大級のモスクに足を踏み入れると馬蹄形アーチ約850本の 幻想的な世界に包まれる。8世紀の後半にイスラム王朝が増改築を重ね総面積24,000M2の広大な敷地はオレンジの 中庭とモスク部分で構成されている。 13世紀にコルドバの地がキリスト教勢力に奪還されその後はこのモスクが キリスト教カテドラルとして利用されてきた。 よって主の礼拝堂のゴシック様式の巨大なアーチを築き結果的にはゴシック、ルネッサンス、バロックの各様式が混在しており歴史の凝縮をまのあたり堪能異宗教、異文化、多様式が一つの空間を形成している不思議で魅力的な空間と言えよう。 ローマ橋を渡りコルドバの街をタクシーを一切使わず歩きだけでこなしてしまう 仲間のお陰で靴の底が減ったものの色々なものが目に入る。 歩いて街を散策する面白さを体感した充実の一日である。