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カテゴリ:闘病?生活
激痛に耐えた検査から1週間後、検査結果を聞きに再び病院へ行った。
診察室に入るなり「やっぱり痔じゃなかったね」と言う医師。 じゃあ、一体何なの? 「潰瘍性大腸炎と言って、難病指定されている病気です」 はい??・・・難病?私が? 「妊娠中でもあるので、なるべく早く入院して、万全の態勢で出産に臨んだ方がいいですね」 そんな医師の言葉もその時はなんだか遠くに聞こえた。 家に戻った私は、仕事中の旦那に電話し、医師の言葉をそのまま告げた。 旦那は仕事が終わるとすぐに帰って来た。 旦那も信じられない様子だったが、私の方が信じられなかった。 今まで、病気らしい病気は何一つせず、健康に過ごして来た私が「難病です」と言われたのだから。 その頃、我が家にはパソコンなんて立派な物はなく、慌てて本屋に駆け込み自分の病気について調べた。 潰瘍性大腸炎は、原因不明(その大部分がストレスと関係あるらしい)の病気で、ほとんどが一度かかると”良くなったり悪くなったり”を繰り返し、完治は難しいとか。 「難病→治らない→”死!?”」の図が出来てしまった私はしばらくの間、落ち込んで軽い引きこもり状態に陥った。 ・・・3人目が生まれるのに、この子達を置いて私は逝かなくてはならないの? そんなことばかり考える日々。 でも、どうやら薬を飲めば悪くなっても症状は改善され、落ち着くらしくすぐにでもこの世を去るような究極に深刻な病気ではない、と知って少しだけ気が楽になった気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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