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テーマ:今日の出来事(287463)
カテゴリ:海外情報
バラク・オバマ氏 2008年、米大統領選挙で圧勝しました。 共和党のマケイン候補を破り次期大統領に選出され、 2009年1月20日、第44代大統領に就任します。 アメリカ初の黒人{というよりはマイノリティー(少数派)&有色人種}の大統領が誕生します。 日本にいると、海外のニュースは遠く感じますし、アメリカとの関係が少しずつ薄れていく昨今の状況です。 私も肌で感じますが、自分たちの生活が第一で、自分の家族、仲間さえ幸せになればいい、というのが正直なところでしょうか。 私たち一般庶民にとって、政治は自分たちの生活に直結しているのに、無関心、選挙権があっても投票にすらにもいかないどっちらけムードの人が多いですね。 だからこそ、 宗教団体を母体とする政党や既得権益を守りたい一部の連中に都合のよい制度、組織が出来上がったのかもしれません。 アメリカでは国のトップを選ぶ選挙が2年もかけて盛り上がり、熱烈なボランティアに支えられて終結。みな新しいリーダーに期待しています。 いろいろな深刻な問題を抱えながらも常に変化し続け、 そして新たな時代を切り開いていくアメリカ合衆国という国は、 ある意味うらやましく、また眩しく見えます。 以下資料↓ →バラク・オバマ次期大統領のプロフィール 父はケニア人、母はカンサス州出身の白人。 ハワイ・ホノルル生まれ。 ハーバード法科大学院終了後、シカゴの法律事務所に弁護士として勤務。 →図説ー米大統領選2008 【ワシントン及川正也、大治朋子】 米大統領選に勝利した民主党のバラク・オバマ上院議員(47)は4日深夜(日本時間5日昼)、地元イリノイ州シカゴで勝利演説した。「変革が訪れた」と述べ、2期8年にわたるブッシュ政権の内政、外交路線を大転換させる決意を表明した。09年1月20日の大統領就任後、イラク戦争の終結や低迷する経済の再生などに直ちに取り組む方針で、焦点は新政権の陣容固めへと移る。 オバマ氏は演説で「この国の真の力は武力ではなく、民主主義、自由、機会と不屈の希望に由来する」と述べ、国際社会の反対を押し切ってイラク戦争に踏み切ったブッシュ政権を痛烈に批判した。 また、「(リンカーン大統領が唱えた)人民の、人民による、人民のための政治は滅んでいなかった」と指摘。自らの勝利を「国民の勝利」に重ね合わせ、「一つの国民として目標を達成する。後戻りはできない」と変革遂行に決意を示した。 ブッシュ政権下で国民は衝撃的な同時多発テロ(01年)、5年半余も続くイラク戦争、大恐慌以来の金融ショックなどさまざまな「悪夢」を体験。閉塞(へいそく)感が米社会を覆う中でブッシュ政権の支持率は史上最低レベルに陥った。 オバマ氏は「変革」を期待する世論をテコに外交は国際協調路線、内政では超党派路線を基軸に政権運営にあたる。(1)イラク、アフガニスタンでの戦争(2)地球温暖化対策(3)金融危機対策(4)新エネルギー問題(5)同盟関係の修復--などを差し迫った課題と位置付けた。 5日午前までの米メディア集計によると、オバマ氏は04年にブッシュ大統領が勝利したオハイオ、バージニア両州などを奪還。得票率は52%で、民主党候補が5割を超えたのは76年のカーター氏以来だ。オバマ氏の獲得選挙人は338人、マケイン氏は163人にとどまっている。 米国民の関心は極めて高く、米ジョージメーソン大の調査によると推定投票者数は1億3660万人で、過去最高だった04年の1億2230万人を大きく上回る見通し。公的機関は投票者数を明らかにしていない。 ブッシュ大統領は5日午前、ホワイトハウスで「感動的な勝利に祝意を表する。大統領職の移行に全面的に協力したい」とオバマ氏を祝福した。 【コトバ】 ◇バラク・フセイン・オバマ氏 1961年8月4日、ハワイ州ホノルル生まれ、47歳。父はケニア出身の黒人、母は白人の米国人。ハワイ、インドネシアで育つ。ハーバード大法科大学院修了。シカゴを拠点に弁護士として公民権運動や貧民支援に携わり、シカゴ大法科大学院講師(憲法)を経て、97~04年イリノイ州上院議員。04年に連邦上院に当選。上院議員1期目で第44代大統領に当選。ミシェル夫人との間に娘2人。 毎日新聞 2008年11月5日 20時33分(最終更新 11月6日 1時28分) →毎日.jp <米大統領選>オバマ氏、20万人を前に勝利演説…シカゴ 11月5日21時27分配信 毎日新聞 【シカゴ(米イリノイ州)小倉孝保】 「我々は(共和党の)赤い州と(民主党の)青い州の集まりではない。今もこれからもアメリカ合衆国だ」。全世界が注目した米大統領選で当選を決めた民主党のオバマ上院議員は4日夜(日本時間5日午後)、地元シカゴで勝利演説し、国民に結束を呼びかけた。詰めかけた20万人以上の人々は歓喜の叫びと拍手で応え、新時代の幕開けを印象付けた。 会場となったグラント公園は、1968年の民主党大会でベトナム戦争反対を叫ぶ市民らが多数逮捕された場所でもある。午後11時、「主役」の登場を待ちこがれていた支持者の前に、オバマ氏がミシェル夫人と2人の娘とともに姿を現すと、会場の熱気は最高潮に達した。オバマ氏の目は潤んでいるようにも見えた。 「アメリカでは、すべてが可能であることを疑い、建国者の夢が今も生き続けていることを不思議がり、民主主義の力に疑問を呈する人がまだいるなら、今夜がその答えだ」。オバマ氏は静かにマイクに向かい、真剣な表情で語りかけた。 オバマ氏はイラク戦争や金融危機など米国と世界が直面する課題を挙げ、「1年や1期(4年)での解決は難しいかもしれない」と率直に語った。「道は長く険しい。だが、私は今夜ほど目標に到達するという希望に満ちたことはない」と強調した。共和党支持者に対しても「我々は敵ではなく友人だ。あなたの助けが必要だ」と呼びかけた。 さらに、世界恐慌(1929年)や人種差別が激しかった時代を生きてきたジョージア州アトランタ在住の106歳の黒人女性のことを紹介。「彼女はアメリカがどれだけ変われるか知っている。イエス・ウィ・キャン(そうだ、私たちはできる)」と約15分の演説を終えた。最後にオバマ氏とミシェル夫人、副大統領に決まったバイデン上院議員とジル夫人の4人がステージに集まり、支持者に手を振って歴史的な集会を締めくくった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 6, 2008 05:22:12 PM
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