『新・世界の七不思議』
「世界の七不思議」ですが、どうもリスボンにある財団(The New7Wonders organization)がネット投票を呼びかけて集計したようです。日本からは清水寺が最終候補地として残っていましたが、残念ながら落選。どうも大きな国際機関が主催したものではないので日本政府は力を入れなかったとか...⇒「新・世界の七不思議」英語ページThe Finalists for the New7WondersChichen Itza;, Mexico Christ Redeemer, Brazil The Great Wall, China Machu Picchu, Peru Petra, Jordan The Roman Colloseum, Italy The Taj Mahal, India The following sites always will remain Official New7Wonders Finalists, which were nominated from hundreds of sites around the world<最終候補地>日本は清水寺が候補に入ってましたが惜しくも落選...The Acropolis, GreeceAlhambra, SpainAngkor, CambodiaStatues of Easter Island, Chile Eiffel Tower, FranceHagia Sophia, TurkeyKiyomizu Temple, Japan Kremlin/St. Basil, Russia Neuschwanstein Castle, Germany Pyramids of Giza, Egypt Statue of Liberty, USA Stonehenge, United Kingdom Sydney Opera House, Australia Timbuktu, Mali All candidates are listed alphabetically and their order is not a reflection of the number of votes they received. The results include worldwide online, SMS and telephone voting.参考記事>⇒新・世界の七不思議:清水寺が最終候補に…PR不足で苦戦 「世界の七不思議」と呼ばれる古代建築物に代わる「新・世界の七不思議」の選考が世界レベルで進んでいる。決定は7日。日本からは唯一、清水寺(京都市東山区)が最終候補になっているが、PR不足もあってか、苦戦中という。そもそもなぜいま時、「七不思議」なのだろう。【野島康祐】 一般に言われる「世界の七不思議」は、古代ギリシャ、ローマ時代に地中海地方や中東で造られた巨大建造物のことで、紀元前2世紀ごろにギリシャの数学者、フィロンが選んだとされる。現存するのは「ギザのピラミッド」(エジプト)のみで、「アレクサンドリアの大灯台」(同)や「バビロンの空中庭園」(現イラク)、「ロードス島の巨像」(ギリシャ)など他6件は地震や火災などで崩壊したとされる。 「残り六つがどんな形だったかは想像するしかない」と不満を持ったスイス人の映画監督、ベルナルド・ウェーバーさんが「新・七不思議財団」を設立。スポンサーを集めて文化財の維持・補修を図り、歴史的な建築物の保護を世界に訴えることにした。 「新・七不思議」は昨年1月、建築家の安藤忠雄氏ら6人の選考委員が世界遺産を中心に最終候補20カ所を選考。この中からネットと電話による投票で決定する。「七不思議」に合わせ、「07年7月7日午前7時」(日本時間)に投票をしめ切り、ポルトガルの首都・リスボンで7日に盛大に発表式典を行う。 清水寺が候補に選ばれたのは「舞台が空中にせり出している」(ウェーバーさん)という独特の建築様式が評価されたためだ。しかし、ライバル候補は「コロシアム」(イタリア)や「マチュ・ピチュ」(ペルー)、「イースター島のモアイ像」(チリ)、「ストーンヘンジ」(英国)など、いずれも世界的に名だたる建造物ばかり。 清水寺は今年2、3月、米ニューヨークや豪州シドニーの観光見本市に僧侶を派遣して名前を売り込んだり、参道周辺にのぼりやポスターを飾って国内外の観光客にPR。京都府も広報紙で投票を呼びかけてきた。 しかし、主催者(財団)や試みの目的自体がよく分からず、世界遺産を認定するユネスコや日本政府のサポートは得られなかった。地元・京都でも「なぜいま七不思議なの?」「海外のライバルには勝てない」というムードが広がり、自治体による広報活動も限られた。欧米では大手メディアがこぞって紹介しているが、日本ではほとんど登場していない。 “孤軍奮闘”状態となった清水寺。寺関係者は「世界から4500万件ほどの投票が集まっているらしいが、清水寺は上中下の下の位置だと聞いている。ヨルダンやメキシコは国費を投入してPRしてきたのに、日本政府はまったく動いてくれなかった」と嘆く。 ネット投票を行う際は、財団のホームページ(http://www.new7wonders.com/index.php)から。毎日新聞 2007年7月6日<参考記事ー2>⇒万里の長城、新・世界の七不思議となるか?2007/05/25(金) 中国では、スイス探検家で映画製作者のベルナルド・バーバー氏が提唱した「新・世界の七不思議」で、万里の長城が選出されるか否かに注目が集まっている。同氏はインターネットなどで全世界に参加を呼びかけており、22日の時点で投票数は4万5000に達した。中間発表によると、トップ10は以下の通り。アクロポリス(ギリシャ)、マヤ遺跡のチチェン・イツァー(メキシコ)、古代ローマのコロッセオ(イタリア)、万里の長城(中国)、エッフェル塔(仏)、インカ遺跡のマチュ・ピチュ(ペルー)、交易拠点遺跡のペトラ(ヨルダン)、ストーンヘンジ(英)、イースター島モアイ像(チリ)、タージマハール(インド)。 ネット投票の締め切りは今年7月7日。ポルトガルのリスボンで「新・世界の7不思議」が発表される予定だ。(CNSPHOTO) *お馴染みの?⇒世界の七不思議 ナスカの地上絵ペルーのナスカ高原にある地上に書かれた巨大な絵。はちどりや猿などの動物や様々な記号が多数ある。 エジプトの王家の谷カイロの南60kmにある,テーベ(現ルクソール)の西岸にある。ツタンカーメン王の墓で有名。 ソールズベリーのストーンヘンジイギリス南部ソールズベリーにある巨大な石組の遺跡。暦を知るための天文台という説が有力。 中国の万里の長城中国北部一帯に続く長大な城壁。宇宙から肉眼で確認できる唯一の人工物といわれる。総延長2800キロ。 イースター島のモアイ像南米チリ沖3700キロにあるイースター島の石像群。その独特の外見で有名。記録が失われているため謎が多い。 コンスタンチノープルの聖ソフィア寺院現イスタンブールにある聖ソフィア寺院。ローマ時代に完成後,歴史の中で数奇な運命をたどった。 カンボジアのアンコールワットクメール帝国の首都にあった石像寺院。帝国の滅亡と共にジャングルに埋もれてしまった。 *参考⇒古代の七不思議*図はお馴染みの七不思議↓