2007/05/22(火)11:49
本人のやる気と意識・・・
2008年4月から医療保険者(国保・被用者保険)について、40歳以上74歳以下の全国民を対象に、メタボリックシンドロームの概念を導入した特定健診及び特定保健指導が義務づけられることは周知のことと思われるが・・・
現在、40歳~74歳でメタボリックシンドロームが強く疑われる者、あるいは、その予備軍と考えられる人は全国で約1,960万人と推定されているが、その1,960万人に対して保健指導を行なう保健師の数は約4万6,000人ということで、単純に計算すると1人の保健師が426人に対して保健指導を行なわなければならないという現状にある。
この状況で果たして生活習慣の改善に向けた効果的な保健指導が出来るのかという懸念がある中で、現在、ITを活用した保健指導が注目され始めているのだが・・・
医療用画像診断装置の開発・製造・販売・サービスを手掛ける日立メディコは、効率的な健康診断実施をサポートするために同社が開発したシステム「ヘルゼアネオ」の追加機能である「生活習慣病リスクシミュレーション」を販売することを発表し、2008年4月から始まる特定健診・特定保健指導に向けての対応を開始したそうだ。
この生活習慣病リスクシミュレーションは、東京慈恵会医科大学総合健診・予防医学センター、日立健康管理センタで蓄積した約2万人(10万件)のデータを基に生活習慣病の発症リスクを表示させ、生活習慣を改善した場合に、どの程度そのリスクが軽減されるかが表示される機能であるという。
つまり、保健指導対象者に対して、どのような生活習慣の改善を行なえば最も効果的に生活習慣病の発症リスクを軽減させることが出来るのかを分かりやすく説明することが出来るという訳だ。
【「生活習慣病リスクシミュレーション」の特長】
-株式会社日立メディコニュースリリースより-
(1) 疾病別の発症リスク
メタボリックシンドローム(予備群、発症者)と生活習慣病である糖尿病、高血圧、高脂血症の各発症リスクを表示させることで、保健指導対象者に対して生活習慣病予防の動機付けに役立つ。
(2) 推奨改善項目
生活習慣に関する問診項目の中でもっともリスクを高めている項目を表示し、何を改善すれば効果的にメタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクを軽減させられるかを表示する。
(3) 健康者と比較した場合のリスク
健康者と比較して、どの位リスク(倍率)が高いかを表示することで、生活習慣病予防への意識を高める。
(4) 推奨改善項目押下時の再計算リスク表示
最もリスクを高めている生活習慣を変えた場合にどのくらいリスクが軽減されていたかを表示する。具体的な改善内容と生活習慣病予防への意識を高められる。
このように生活習慣病予防に向けて様々な体制が整いつつある状況の中で、後は、本人のやる気、意識が問われることになるになるのだろうか・・・
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