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☆成果レポート 4 高橋美由紀コーチ
コーチングの成果 2009年からコーチングを学び始め、2010年にコーチの資格を取得し、コーチング を取り入れたピアノレッスンをしています。 私の教室では発表会のほかに年に数回、夏休みなどの長期休み中にお楽しみ会を 開いています。 内容は、 ●今レッスンで弾いている曲をみんなに教えてあげるために、1曲演奏。 ●リズム・作曲家・アナリーゼなど、テーマを1つ決めて、みんなで勉強。 ●ビンゴゲーム ●ティータイム そのほか、季節に合わせてビーズでアクセサリーを作ったり、クリスマスのリースを 作ったりしています。 そして、毎回最初に必ずやっているのが、『1分間スピーチ』です。私の教室のス ピーチは普通のスピーチとやり方が少し違います。 まず二人組になって、話す人と聴く人を決めます。話すテーマは「夏休みに楽しかっ たこと」など、全員共通のものにします。話す人は、“相手にわかりやすく”がルー ルです。 聴く人は、“相手の話を心から聴いてあげよう”がルールで、コーチングの基本スキ ル『聴く』のアイコンタクト・あいづち・うなずきなどを実践します。もちろん、素 敵な笑顔もプラスして。 その後役割を交代して同じように話し、次に自分が話した内容ではなく、『相手が話 した内容』を一人ずつ全員に伝えてあげます。これは相手の話をしっかり聴いていな いとできません。メモも取らないので、みんな一生懸命話に耳を傾けて聴いています。 生徒たちの表情は・・・自分の話を相手が伝えているのを聞いているときは、少し照 れくさそうに聞いています。自分が相手の話を全員に伝えているときは、思い出し、 まとめながら話しているので、頭がフル回転しているのが表情から見てわかります。 話のあとは、私が少しだけフォローします。「よかったね・楽しかったんだね・その とき、どんな気持ちだったの?・みんな今の話を聞いて、もっと聞きたいな~と思っ たところはある?」など会話を広げ、全員で話の内容を共有します。この時、教室中 が笑顔でいっぱいになります。全員が伝え終えた後は、「よく話せたね。ありがとう。」 の気持ちで、自分に・相手に承認の拍手です。 この『1分間スピーチ』を始めた時は、「○○と一緒に○○へ行きました。楽しかっ たです。」と10秒もあれば終わってしまうくらい話も短く、内容もイメージしにくい ものでしたが、今ではみんなすっかり慣れて、1分間落ち着いてわかりやすく話せる ようになりました。 相手の話を伝えるときは、「何だったかなぁ」と途中で止まってしまい、助けを求め ていたのですが、聴いた事をまとめて伝えるのもうまくなって来ました。生徒たちの コミュニケーション力の小さな成長を感じています。 子どもが自分のことを話すということは、難しく大変なことです。相手のことを伝え るとなれば、なおさら大変です。子どもたちの語彙力やコミュニケーション不足が問 われている今、小さいうちから楽しみながらコミュニケーション力が身につけば、こ れからの未来も楽しくなりそうな気がします。 レッスンで、「弾いてみてどうだった?」と問いかけてみても、「う~ん、ビミョー。」 しか返って来ない子もいます。自分は何を感じているのか・どうしたいのかを『話せる』 ということ。そして、話を心から『聴く』ということは、音楽を表現するうえでも大 切なことだと思います。 生徒たちにはピアノを楽しんでもらうことはもちろん、話し上手・聴き上手・伝え上手 な人に育っていってほしいと願い、これからもコーチングで学んだことを活かしながら、 生徒と一緒に成長していきたいと思っています。 陽子より)地元岡山で大活躍中の高橋コーチ! レッスンでの細かいアプローチ、大変参考になりました! また、生徒さんの変化も感心しながら読ませていただきました。 ぜひ、みなさんも、レッスンnコーチング使って見てくださいね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 24, 2011 10:27:06 PM
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