青梅市ホシナピアノ教室　近況ご報告

クライアントさんから素敵な報告が届きました！！


保科コーチにお世話になって2年半になります。きっかけはコーチング講座を受講
した事です。そのころ生徒が増え始め、私や生徒が路頭に迷わないようにアドバイ
スしていただきたく、思い切って保科コーチにお願いしました。

　教室のパンフレット作り、アファメーション、優位感覚別のアプローチ、など多
くのことをテーマに取り上げていただき、中でもコンクールに挑戦する生徒さんの
サポートをお願いしたときには、私だけでは決して達成できなかった大きな成果に
結びつけてくださいました。

　先日のセッションの「嬉しかったこと」ついて報告させていただきます。

「沈黙の5年、ついに終結」

　我が家の長男（大学1年生）は、中学3年生のころから、家族に対して全くしゃべら
なくなってしまいました。意思表示は首を縦か横に振るだけ、それと中3のときはパソ
コン、高校に入ってからは携帯電話のメールで必要最低限の用件のみ伝えてくる、と
いう状況でした。

　しゃべらなくなった当初は、困惑するばかりで、「なぜ？どうして？」と息子を責
めてばかりいました。もちろんこれでは解決しません。本当に途方に暮れていました。
各種相談機関に相談したり、保科コーチにも始めのお試しコーチングのときに相談し
ました。また、明らかに私たち親に対して腹を立てているのだから、謝った方がいい
とアドバイスする人もあり、無言の息子に謝ったこともありました。

　あの手この手も即効性のないまま、息子は県外の大学に合格し、家を出て行きました。
夏休みも冬休みも帰ってきましたが相変わらず無言のまま。ただ、冬休みは様子が少
し違い、妙に素直な態度でした。
娘が、「お兄ちゃん、もうすぐしゃべるんじゃない？」と言ったほどでした。

　運命の日は突然やって来ます。ある土曜日の午前中、いつものようにレッスンをし
ていると、「家族アンケート」と題する息子からのメールが届きました。
　「自分がしゃべったら、家族はどんなリアクションする？」
その日は私しか家にいなかったので、私の思いだけすぐに返信しました。すると
　「電話する。何時がいい？」と息子からのメール、目を疑いました！
慌てて時間を指定し、レッスンを続け、そして指定した時間になりました。

すぐに電話が鳴り、
「もしもし･･･」と息子の声･･･
なんと5年ぶりなんです。メールではなく、まともに息子としゃべったのは。
大学の事、1人暮らしの話など15分くらいの幸せな電話でした。
最後にお父さんにも夜に電話するよう約束し、電話を切りました。
すぐに同居の義父母に報告すると、とても喜んでくれました。夕方、帰ってきた主人も
2人の娘も喜び、
「今日を家族記念日にしよう」
と言うほどでした。主人への電話もちゃんとあり、嬉しそうに、また、なぜかうろうろ
しながらしゃべる主人を見て娘たちと笑い合いました。

「息子さんが変わった要因は何だと思いますか？」と保科コーチ

いちばんの要因は、1人暮らしを始めて、家族のありがたみがわかったこと。
それから、
息子を責めるのをやめたこと
メールへの返信でも息子を否定するようなことは一切しなかったことなどをあげました。
ありのままの息子を受け入れ続けたことが、息子の変化につながったのではないかと結
論が出ました。

後日談ですが、主人と2人で息子に会いに行きました。面と向かってもしゃべるかどう
か、少し不安なまま･･･
私たちの不安をよそに、息子との会話は続きました。私は失っていた時間を取り戻すよ
うに、中学。高校のときの話に耳を傾けました。そして彼なりに大学生活を全うしてい
ることもわかり、ホッと一安心しました。

コミュニケーションをとることは大切ですが、実は、とても幸せなことだと改めて感じ
ました。
今後、家族や生徒さん、保護者の方々の気持ちを受け入れ、そして前向きな提案、指導
が出来るようになりたいと思いました。
保科コーチ、今後もよろしくお願いいたします。

陽子より）
読んだ瞬間、感動して涙が出そうになりました。
貴重な報告ありがとうございました。

ご長男さんの変化も嬉しいですが、
私にはこの変化を作った一番の原因は、クライアントさん本人だと確信しています。
彼女は、もともと大変素直な方で、セッションで答えができると何の抵抗もなくすぐに
実践されます。まずこの点に私は、感心していました。

相手を否定することなく、尊重してコミュニケーションをとると答えが出たときも、ま
ずは生徒さんに実践。その後は、ご家族へと・・・
そして今回、まさに大成果が出たのです！
素晴らしいです！
私も見習います！！