2006/09/12(火)23:41
コーチはコーチでも企業コーチになってしまった
実りの秋。
たわわに実り頭を垂れるコシヒカリ。
秋は絶好調でござんす!!
最近没頭しているのは、企業内コーチである。
日本企業でコーチングが流行っている。
というか、正しくいうなら・・・
コーチングを勉強している人が、
自分の所属している会社にどうやったらコーチングを定着させられるか
ということに頭を悩ませている状態が、流行っている
と、言えると思う。
なぜなら、トップダウンが機能しないこの世の中
どうしたら人材を引き止められるかということが、良心的な企業の人々の課題になっているからだと思う。
今の人、辞めること、辞めること・・・・・
おい、アタシだってね、入社4年で結婚退社の予定だったんだよ。
でもこういう有様だし!おい。簡単に、辞めんなあああああぁぁぁぁぁ・・・・・・ばか。
・・・・まあ選択肢の多いのはいいことですよ。
人生の選択肢の多い中、企業に、つまり弊社に居ついてもらうのが得 という選択をしてもらう
そのために、昔ながらのマネジメントを振るう人に、是非ともコーチングを覚えてもらおう
そういう主旨で、会社に定着させようと思ってる人が多いと思う。かく言うコシヒカリもその一人であるからして。
しかし、この道のりが難しい。
企業内コーチ。
果たして、研修屋なのか。コーチングなのか。
専任なのか。兼任なのか。
マンツーマンなのか、組織なのか。
企業の利益がクライアントの利益の前にあるから、難しい。
企業内コーチがまず悩むのは、「上司の理解のなさ」なんじゃないだろうか。
上司の協力なくしては、新しい手法の導入はありえない。組織の壁は厚い。
その点、コシヒカリはラッキーで、会社が組織ぐるみで導入に踏み切ってるところに、呼ばれた。
今の問題はその次の壁で、わが社の他のコーチは研修重視である。
「研修屋なの?コーチなの?」私はコーチである。
コーチが1to1をやらなくていいのだろうか・・・・・
「成果を出すまで時間がかかりすぎる」
「コーチの質によって、成果が大きく左右される」
会社は「平準化」が好きだから、個人の資質に左右されるようなポストを新設するのを嫌う。
それもそうである。
他社のいろんなコーチにヒアリングしてみても、意見は種種雑多である。
要するに、カンペキな成功事例が無いのである。会社のアイデンティティにも左右されるし。
だが、
いったん始めちまったもん(1to1)は、やめられない。
この人を成功に導くのは私の使命である。
全力を傾けるしかないのである。
あ~、止めろって言われたら辞めるしかないのかね!
もっとオイシイ道は無かったのか?
スーダラOLよ、いったいお前はどこに行く・・・・・ぱおーん。
(つづく)