ADHD治療の問題点ー勉強したこと
前に書いたときからまた試験のための勉強し直したら、間違って覚えてたことがあったので、書いておきます。ADD-注意欠陥障害のことで、これに多動(Hyper)が加わったのがADHD-注意欠陥多動障害ですね。そわそわしてじっと座っていられない集中力が続かない(好きなことでもすぐに飽きる)1つのことが終わってないのにすぐに次のことに注意が移る静かに遊べない先生の指導に添えない、また話を聞いてないことをアピールする、人の言うことを聞かない(ゲームなどの)順番を待てない会話に割って入ったり他の子供の遊びの邪魔をする質問の答えなどを途中で声に出す結果も考えずに危険なことに手を出す質問の答えなどを途中で声に出すこういうのがADDだと診断される際の症状。これが6ヶ月以上に渡ってみられ、3~4歳くらいまでに症状が顕著になり、普通の集団生活を送るのが困難だと見られる子供がADHDだとされています。た~だ、いろいろ問題点はあるみたいです。まずは、科学的な問題で、ADHDというのはいわゆる脳の症状の問題で。集中すべきときには脳からそういう指示のある分泌物が出るはずなのにADHDのひとはそれが出ないと言われています。が、科学的には未だそのような脳の状態は証明されてない、と。上の症状を見ても思う人もいると思うけど、いわゆる、くそガキ、大変なやんちゃ坊主との境界線がどこにあるのか。親のしつけとか、あるいは家庭でなにか問題がある場合もあり得るのに、それをすべて病気のせいにしてないか?という問題。それなのに、アメリカでは30年以上前から、こういうのは病気として薬物療法が主流になっていて、確かに上記のような症状をおさえるものとして効果があるとされている。だ~け~ど、その薬物はアンフェタミン系の薬物として刺激薬品で、脳に刺激を与えて働かせるというか静かにさせる効果のあるもので、それが特定のADHDでいわれている症状をおさえるのは当然であってもそれが確かに病気を改善しているかは疑問が残っているのだそうです。そしてその薬品会社は、ADHD,ADDの親の会、とかに寄付したり、医者に無料サンプルを配り、効果があった人を見本に広告や啓蒙雑誌を作り、ADDの治療には薬物治療が最も効果があると洗脳しているそうで。親は、扱いづらい子供に悩んでいるので、それが自分せいではない、病気だとなると、救われた気がするので診断に飛びつき、扱いやすくなる薬に飛びつく。教師や学校も、薬品会社の啓蒙活動が頭にはいっているので、特にADDやADHDは授業の邪魔になるので、扱いづらい生徒の指導に力を注ぐよりも薬でおとなしくなってくれた方がどんなに楽か?と、薬物治療を勧める。となると、実際は薬物治療よりももっと違った治療が可能だった生徒への対応がおざなりになる。また長期間薬物投与を受けて来た場合に人体に及ぼす影響はまだ実証されていないし、実際、チック症状が出る場合も報告されている。また、その薬がドラッグとして違法に取引されたり、過剰摂取による病気、安易な麻薬への移行、といった様々な危険性が指摘もされている。。。。。というのが、アメリカで起こり、ここ10年でADHD、ADDへの薬の消費が8倍にもなってきたオーストラリアが直面している問題だそうです。怖いですよね~日本ではあまりADD、ADHDへの薬物投与が認められてないらしいですが、実際怖いと思います。確かに親にしてみれば藁にもすがる思いだろうと思いますが。で、行動療法とか効果的な指導の方法も問題になってくるわけです。これについてもまた書きます。