羅駆転ブログ～雷武怒阿(または汐菱Ｑ)のブログ～そいつぁよかった！

ペイ・フォワード [ ケヴィン・スペイシー ] 価格：1,320円（税込、送料無料) (2025/1/28時点) 楽天で購入

NHK BS『プレミアムシネマ』で鑑賞！
2001年の公開当時、試写会だか映画館だかで、鑑賞した！

当時は、試写会によく当選していたし、松竹や東映などの株も少し持っていたので、株主優待で、週に1，2回は、新作映画を観ていた！
そういう時期だったと思う！
だから、試写会で観たのか、劇場公開で観たのか、定かではないけれど、観たことは確か！
でも、内容等は、ほとんど覚えていないので、もう一度観たいと思っていた！
NHK BSの映画放映は、基本ノーカットだと思うので、ありがたく観させてもらっている！

『ペイ・フォワード』は、ざっくりと、3人の人に、いいことをして、それを更に3人の人に、いいことを『送っていく』という運動であると、思っていたけど、ちょっとした親切というレベルではなく、その人の人生を変えるほどの、人助けであるということに、改めて教えられました！
これはなかなかハードルが高い！
3人どころか、オイラなんか、これまでの人生の中で、ただの1人でも、そういう人助けをしたことがあるか、と聞かれたら、ない、としか答えようがない！

まあ、全く人と関わらずに生きて来た訳ではないので、オイラの気付かないところで、そういうこともしていたかもしれないけど、逆に、悪いことも、したかもしれない！
特に、親や妻、子どもに対しては……いや、考えると恐ろしいから、考えないことにしよう！

人質立てこもり事件、そこに駆け付けた1人のジャーナリスト、邪魔な奴、犯人が車で逃走するときに、そいつの車にぶつけて、スクラップにしてしまう！
そこに通りかかった金持ちの弁護士が、そのジャーナリストに新車のジャガーをプレゼントする！
何故そんなことをするのか？
ジャーナリスト魂に火が点いて、その行動の訳を追求していく！

その数か月前、中学に進級した、11歳の少年トレバー（ハーレイ・ジョエル・オスメント）は、最初の授業で、シモネット先生（ケビン・スペイシー）から出された課題、『世界を変えるためには何をするかを考え、実行する』に対して、ペイ・フォワードのアイデアを思いつく！
最初に、ホームレスを家に招き、食事と寝る場所を提供する！
しかしこれは、母親に追い出され、失敗したと見做す！

トレバーパートは、発端となる彼の行動を、描いていく！
ジャーナリストのクリスパートでは、ジャガーをくれた弁護士から、その人助けの元を、辿っていく！
さて、この2者は、どこで交わるのか？

シモネット先生の過去も気になる！

クリスとトレバーが繋がったとき、自分のやった努力は無駄ではなかったとトレバー君が認識できたとき、喜んだトレバー君がもう一度3人目の人助けをしようとしたとき……！
そりゃないよ、てな感じで！

世界を変えるのは、そんな簡単なものじゃないよ、ということですか？

映画って素晴らしい！
そいつぁよかった！