COCOの子育て奮闘記 in JAPAN

2009/09/25(金)20:03

南アフリカの決断

南アフリカ(34)

南アフリカの政府が大きな決断を下した。 南アフリカにいる外交官の子供以外は全員第1ヶ国語または第2ヶ国語にアフリカーンスを取らなければならない。 いつだったか、父が言ったのか、伯父が言ったのか覚えていないが“母国語で教育を受けない国(例えば、インド、シンガポール多くのアフリカの国)は、発展しない” 南アフリカは現在、徹底的に英語で授業をする学校とアフリカーンスで授業をする学校にわかれる。 アフリカーンスが必須になるという説明会が 先日学校であったのだが 多くの黒人から、猛反発があった。アフリカーンスを勉強しなければいけないなら他の部族の言語も勉強するべき!! 南アフリカには11の公用語がある。全部を学ぶのは、それは無理というものだ。黒人の親御さんたちの怒りを沈下させるのはインド系の副校長の忍耐力と白人系のおやごさんたちの深い溜息とそれから、ブラジルの会社から駐在で来ているブラジル人のマリアの“息子たちは、スペイン語を取りたがっているのに・・・。”というぼやきがあった。 ちなみに、第3ヶ国語に用意されていたのはドイツ語と、フランス語のみでドイツ語の先生とフランス語の先生との“どちらが将来使える言語か”という笑えるトークショーもあったりしたのだけれどスペイン語は選択肢になかったな…気の毒だけれど。 今まで行った国の中でカナダのケベック州にも同じような決まりがあった。 ケベックに住む者は、(たとえ外交官の子弟であっても)フランス語で教育を受けること。 南アフリカは、この決定はついこの間あったばかりなのでまだまだアフリカーンスは一部の人の言語でしかないけれど数年後には、南アフリカ全体がアフリカーンスで授業をするようになるのかもしれないですね。 このタペストリーは18年前にガボンで買ったものですが、実は南アフリカでも簡単に手に入ります。奥地人がの10センチの幅に織った紐を横につなげて作った布に絵を描いたものです。  

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